調査レポート「外資系金融と日系金融の給与水準比較」を公開

2014.10.10

アンテロープでは、2014年に登録された転職希望者のデータをもとに、外資系金融と日系金融の給与水準の比較を行いました。

対象者の勤務先は投資銀行、証券会社、銀行、PEファンド、不動産ファンド、資産運用会社、保険会社などで、フロント~ミドルバックの区別はせずに集計しました。

■20代では外資系の年収が日系よりも大幅に高いが、30代でほぼ同水準に。40代では日系が逆転する
■全体平均では外資系が日系に比べて2割ほど高い

調査レポート 外資系金融と日系金融の給与水準比較

その結果、20代では外資系金融で働く人の平均年収が803万9,130円、日系が607万1,577円となり、200万円近くの大きな差がありました。最高値は外資系が1,800万円、日系が1,200万円でした。

30代では外資系が1,000万7,407円、日系が980万6,311円となり、ほぼ同水準の金額となりました。最高値は外資系が2,500万円、日系が6,000万円でした。

40代では外資系が1,497万1,429円、日系が1,590万5,000円となり、日系が外資系を逆転しました。最高値は外資系が3,300万円、日系が3,220万円でした。

全体平均では外資系が1,104万909円、日系が914万4,779円となり、外資系が日系に比べ20.73%高い年収を得ているという結果になりました。


<調査方法について>
・2014年1月1日から9月30日の間に、弊社ホームページより登録された転職希望者を対象とした。年収の額面は、本人による登録フォームへの記入、および弊社キャリアコンサルタントとの面談時の聞き取りにて取得した。
・年収が100万円を下回る方、および50代以上の方については、サンプル数が少ないため集計の対象外とした。


なお、本レポートのPDFファイルは、以下のリンクよりご参照いただけます。

調査レポート「外資系金融と日系金融の給与水準比較」