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2010.9.8
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ケース3:時価評価を求めて、大手ゼネコンからベンチャー企業へ

C氏 (35歳)
最大手ゼネコン/社長室経営企画部

ITベンチャー/経営企画・管理

最大手ゼネコン/社長室経営企画部 
これまでのご経歴
大学(法学部)卒業後、業界最大手ゼネコンへ入社。現場事務統括管理、財務部、在欧金融子会社、建設省所管シンクタンク出向、社長室経営企画部を歴任し、約11年間勤務。


保有資格・その他
・建設業経理事務士1級
・宅地建物取引主任者
・TOEIC 890点


転職理由・希望
約11年間に渡り、歴史ある大手企業で鍛えられつつ、社会へ貢献する仕事の醍醐味を満喫。しかし若年の内には責任ある立場を任されないこと、安定的な業績ゆえ変革の喜びを味わえないこと等から、これまでの業務経験と技能を活かし、自身の実力が会社の成長にはっきりと現れるような環境を求めて転職を決意。一応は大手シンクタンク、大手外資日本法人等も検討したが、当初より小組織を念頭に置いていた通り、経営者の「志」に共感したベンチャー企業を選択した。

ITベンチャー/経営企画・管理 
仕事内容
・経営管理業務全般の統括
財務・経理・総務・法務・企画・営業管理等の実務を幅広く管轄しつつ社業を把握し、次第に資金調達・経営戦略立案・上場準備・対外意思決定等に責任を負う立場となる。


応募資格
・10年程度の経理・財務経験
・有価証券報告書作成経験あれば尚可
・公開業務経験あれば尚可

■成功のポイント
 C氏は、日系大手企業の中で典型的なエリートコースを歩んできた人材です。その中で、傍からみればリスクをとってベンチャー企業へ転身したように見えますが、実は本人はそのようには考えていないのです。今後の職業人生を俯瞰した時、居心地の良いまま大企業に身を委ねて時間を過ごしてしまっているほうが却ってリスクであり、自分の「現在価値」に見合った役割を果たせる職場を求めることが、自然な結論と感じています。ただし自身を過大評価せずに、どんな境遇にあっても常に高い目標を掲げて、その実現のため研鑚を怠らない日々の行動が、この決断を支えているのです。このような自律的・能動的な姿勢と、「自分が規模の小さい企業の中で何ができるのか」という具体的で冷静な現実認識が、今回の転職の成功要因であったと思われます。

■今後のキャリアパス
現在すでに企画・管理部門全般を管轄していますが、今後の会社成長に伴い、公開業務・M&A等の経験をされて、スキル・経験に幅を持ったマネジメントへのキャリアパスが見えてくると思われます。

■C氏より
アンテロープ社のご紹介により、まさしく目指していた職種・会社にめぐり合うことができました。実に幸運でしたが、会社が必要とするものと自分の志向が完全に一致しているので、必然的な出会いであったと感じます。また、事業・社風や境遇に何の不満もなかった前職の会社を辞めてまで求める新天地である以上は、高度に満足できる場でなくては移る意味がないのですが、真の「満足」を作るのは自分自身の努力にかかっていると思い、気を引き締めています。
転職活動の助言としては、(1) 現在の会社に残ることも、選択肢として真剣に考慮する(現実逃避で退職しない)、 (2) じっくりと時間をかけて転職先候補と自分を見極める、の2点を挙げます。 (1) は自分の目指すものと現実の差を冷静に分析し、現職で解消可能かどうか、自己努力で克服できるのか、環境面の制約が主な理由なのか、真剣に検討することです。
(2) については、キャリアコンサルタントの方に自分の考えをできるだけ詳しく伝えて、プロの目で評価してもらい、話し合いの中で自己認識を整理しながら、理想に近い会社と職種を根気良く探していくことが重要ではないかと考えます。しっかりとした姿を描いて活動していけば、きっと「自分が求める職場=自分を求める会社」にめぐり合えると信じて、努力して下さい。

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