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2010.9.8
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ケース13: コンサルタントから上場企業の経営戦略部門へ

M氏 (27歳)
独立系コンサルティングファーム / Eビジネスコンサルタント

東証一部上場 情報通信サービス会社 / 経営戦略部 Eビジネス担当

独立系コンサルティングファーム/Eビジネスコンサルタント
これまでのご経歴
私立大学(経済部)を卒業後、独立系コンサルティングファームへ入社。約4年半の間、金融リテール業界に対して、Eビジネスの事業開発支援、CRMマーケティングに関するコンサルティング等を経験。戦略の立案からプロジェクト管理まで、広範囲の業務に対応。また、顧客均衡などフロントでの対人能力も磨く。

保有資格・その他
・特になし

転職理由・希望
2003年の秋に転職活動を開始(転職先を決断したのは2005年10月)。
当初は、所属企業が、実行フェーズやビジネスプロセスの設計フェーズのプロジェクトを多く抱えるようになったため、戦略立案など、より上流工程を中心に携わることができるコンサルティングファームを希望し転職活動を開始。その後、希望に合致する企業をじっくり見極めながら情報収集を継続。いくつかの企業での面接を経験し、「将来的には新規事業を立ち上げ、マネジメントできる人材になりたい」というキャリアビジョンを形成。その後は、コンサルティングファームだけではなく、事業会社での新規事業開発、事業企画などのポジションへも転職活動を行う。

東証一部上場 情報通信サービス会社/経営戦略部 Eビジネス担当
仕事内容
新規事業の立ち上げ。
同社が主力事業で保有する個人顧客に対し、web上で商品・サービスを提供・販売していく新規事業を立ち上げます(ゆくゆくは、経営戦略部内でその他事業も担当)。
保有する個人顧客、既存のwebインフラを活用し、新たなビジネスモデル(商品・サービス)の枠組みを構築し、事業への成果に責任を持って実行してゆく。ショッピングモールなども一つのアイデアであり、その場合には、競合他社との差別化を図り、実行フェーズでの、仕入れや出店者の募集、webへの落とし込み等の事業遂行も担います。

応募資格
webを使った消費者向けマーケティングで成果を出せる方
・個人消費者へのマーケティングの知見
・オンラインマーケティングの企画立案、制作段階での要件定義などの経験者
・外部開発パートナーへの人脈、ディレクション経験者

アントレプレナーシップを持ち、新規事業立ち上げ、提携、M&A、資金調達等の経営企画業務への対応力を備えた人材。

■成功のポイント
 M氏は、当初、漠然とした向上心から転職をお考えでした。20代の方には、多く見られる傾向なのですが、その場合には、いろいろな企業や職業をじっくりと分析され、その中で、「自分がどのようになっていきたいのか」を何となくでも掴んでいただけるようにサポートとアドバイスをしています。その後、方向性が固まってから実際の転職先を決めていただいても全く遅くはありません。幸い、M氏の場合は、前職で良いプロジェクトにも恵まれ実績を残していらっしゃいましたし、ビジネスパーソンとしてのベースとなる能力も鍛えられていらっしゃいましたので、後は、ご本人のベクトルが定まり、良いポジションと出会うことができれば問題ないという状況でした。方向性が定まっていない状況で転職をされ、その後、腹を据えて仕事に携わることができず、転職を繰り返してしまう方も多くいらっしゃいます。1年や数ヶ月での転職を繰り返してしまうと、実績を残せない人、すぐに辞めてしまう人と判断され、ビジネスパーソンとしての選択肢を狭めてしまいます。
M氏は、前職でも仕事に真摯に取り組み、活躍していたからこそ、あせらず、じっくりとキャリアについて考え、転職活動を成功させられたのだと思います。

■今後のキャリアパス
 これまでコンサルタントとして培われたEビジネスの企画実行力を活かし、今後は、自社の新規事業をリードしてゆくことでご活躍されるのではないでしょうか。また、経営戦略部に在籍されていることは、ファイナンスの視点から事業計画・分析を行う能力も身につけられ、ビジネスマンとしての幅を広げられるチャンスです。これまで以上に結果を数字で表してゆく厳しさも求められるでしょうが、成長の機会として是非頑張って頂きたいです。また、前職は小規模で平均年齢も若い会社でしたが、今後は、大きな組織で社内のメンバーを動かしてゆくような能力も必要とされます。これまでとは大きく異なり慣れない環境ですが、あせらず、じっくりと力をつけられ、経営戦略部のコアメンバーとして成長してゆかれることを期待しています。

■M氏より
志望業界や職種に特別なこだわりを持たず、企業側のオファーシートを個別に判断して興味があればエントリーしてみる、というやり方を取っていた生意気な転職活動でしたが、そういったスタンスでは自分のイメージするポジションにも中々出会えず、エントリーしてもうまいプレゼンもできず・・という状態で当初苦労した記憶があります。そんな中でも何とか互いのニーズがマッチする企業と出会うことができ、漠然としたキャリアアップのイメージを明確化できたのはアンテロープ社のネットワークの広さとノウハウのおかげだと感謝しております。

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