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2010.7.30
戦略系コンサルティングファームの選考プロセス
■選考プロセスの特徴

コンサルティングファームでは、情報や時間が制限された状況において、専門分野ではない業種やビジネス領域の複雑な問題に対して、論理的な思考をもって合理的かつ実践的な回答を導くことが求められます。 そのため、コンサルティングファームは、一般企業と比較すると、知識や技術よりも汎用可能な地頭の良さが重要視されます。 選考プロセスにおいても、知識よりも知恵や論理性が試される機会が多く、筆記試験やケース・インタビューを重ねて、より慎重に評価されます。一般企業と比較すると、筆記試験の時間も長く、面接の回数も多いなど、厳しい選考プロセスが準備されています。 コンサルティングファームの厳しい選考を突破するためには、そのプロセスを理解した専門家からのアドバイスや事前情報が有益です。




■ 各ファームの選考プロセス


こちらでは参考情報として、社名を伏せた状態で簡略的な情報を掲載しておりますが、キャリアミーティングを実施させていただく場合には、個別企業の詳細な選考プロセス情報をご案内致します。



<戦略系コンサルティングファームⅠ>

筆記試験:
英語(内容把握・文法・長文要約。TOEICの様な問題など)50分+論理(判断推理約25問+整列問題4問+図表読み取り2問)50分。論理テストの一例、整列問題は、問題文を手がかりに、席順や大きさの順番などを答えるものなど。図表読み取り問題は、与えられた数値データ(マトリクスや円グラフ形式)を分析して正しい選択肢を選ぶというものなど。

面接:
4回程度のケース・インタビュー。一例、「都内にあるコンビニの数をどうやって数えるか5通り出してください」など。


<戦略系コンサルティングファームⅡ>

筆記試験:なし

面接:
3回~5回。自己紹介と志望動機についての説明と、それに対する質疑応答。その後、ケース・インタビュー。一例を簡略すると、ドラッグストア業界の売上高推移のグラフと、売上高にしめる会社規模による割合のグラフ、企業規模と経常利益率のプロットを元に、その原因をディスカッション。


<戦略系コンサルティングファームⅢ>

筆記試験:
1.クリティカル・シンキング問題、30問、40分。前半が日本語、後半が英語の試験。「この結論に対する反論として最適な事実を以下の中から選びなさい。」など。
2.数的処理問題、15問、20分。前半は判断推理。後半は速度、面積、損益分岐点売上高などを求める問題。

面接:
1対1のケース・インタビューを4,5回。 一例を簡略すると、「都内で不足している駐車場の数は何台分?」、「駐車場不足から起こりうる影響とその対策は?」 など(紙での出題)。20分程度考え、1枚の紙に答えを書く。その後、面接者が戻って来て質疑応答。


<戦略系コンサルティングファームⅣ>

筆記試験:
1.A4一枚の文章(課題文)を読んでその文章の論理構成をA4一枚(白紙)にまとめる。
2.課題文を読んでそれが 1)論理的に問題がある 2)論理的に問題はない のいずれかを選ぶ。1)である場合はその理由を記述する。時間20分ただし10分延長は可。

面接:
1対1のケース・インタビューを4,5回。


<戦略系コンサルティングファームⅤ>

筆記試験:
全18問で日本語が10問、英語が8問(辞書持込可)。一例を簡略すると、「ハワイ州の平均年齢は74歳、一方でルイジアナ州の平均年齢は67歳。したがってルイジアナ州よりハワイ州のほうが平均年齢が長いといえる」この論理をより強く補足する記述を以下の5つのうちから1つ選べ。

面接:
4回程度、ケース・インタビューの割合は低め。志望動機、現在の業務に関する質問、何をしたいか、どこを伸ばす必要があるか、質問はあるかなど。


<戦略系コンサルティングファームⅥ>

筆記試験:
論理性を試す英文での筆記試験(辞書持込可)、選択問題80問。所要時間: 2時間~2時間半。

面接:
1対1のケース・インタビューを交えた面接3回~5回。


<戦略系コンサルティングファームⅦ>

筆記試験:なし

面接:
4回程度のケース・インタビュー。一例、「地方のJリーグサッカーチームを取り囲む現在の環境をどう打破するか」、「日本のスノーボード人口の推算」など。


<戦略系コンサルティングファームⅧ>

筆記試験:
1時間程度、全12問、国語と数学の論理思考を見る内容。マークシート形式の性格テスト(5分) 。

面接:
4回程度、ケース・インタビューの割合は低め。よく出される質問事項、「なぜコンサルタントか」、「志望動機」、「キャリアの方向性」、「現在の会社での実績、印象に残るプロジェクト」、「自分の強み」、「自分自身の今の仕事で論理的思考を活かしたという経験を語ってください」など。
ケース・インタビューの一例、「新幹線のコーヒーの売上はいくらか」、「そのコーヒーの売上を2倍にしてくれと経営者から言われたらどういう提案を行うか」など。


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