マーキュリアインベストメント

第2回:過去からのクロスボーダー投資経験の蓄積や繋がりが生きてくる

マーキュリアインベストメント
江島 陽一 事業投資部 バイス・プレジデント
PROFILE

一橋大学商学部を卒業後、みずほコーポレート銀行(現みずほ銀行)入社。貸付債権の流動化、審査業務、ストラクチャードファイナンス業務等に従事後、PE投資業務に約4年間携わり、マーキュリアインベストメントに参画。

目次
  1. -欧州の世界最大手メーカーと提携を実現
  2. -ステークホルダーにとって何が必要かを常に考える
欧州の世界最大手メーカーと提携を実現
東証一部上場の投資ファンド「マーキュリアインベストメント」インタビューの第2回目をお届けします。今回は、前職の銀行からマーキュリアにジョインされたという江島様にご登場いただき、ご自身が担当するプロジェクトの実態を中心にお話を伺いました。
まずは江島さんのご経歴からお伺いできますでしょうか。
江島
前職の銀行では様々な業界への貸付や審査業務、債権の流動化、不動産も含めたストラクチャードファイナンス業務等の幅広い業務を経験しました。その中で、対象地域や顧客も国内から徐々にアジア地域へシフトし、台頭する海外顧客との繋がりやアジアの成長の勢いをどのようにビジネスに取り込んでいくかを意識しながら仕事をしていました。
その後、アジア地域でのエクイティ投資業務に携わった後に、当時上場前であったADキャピタルに参画したという経緯です。
多くのPEの中からマーキュリアを選んだのは、国内だけではなく海外での投資実績があり、そうした過去からリスクを取り投資業務を続ける中で蓄積してきた経験や人的ネットワークがあるという点が決め手でした。
私自身、入社後に海外への投資にも複数携わりましたが、そうした海外投資での経験や人的な繋がりは地続きとなり、必ず国内での投資業務にも生きてくるということを実感しています。
ご入社からもうすぐ5年ということですが、これまで担当されたプロジェクトについて出来る範囲でお話いただけますでしょうか。
マーキュリアインベストメント江島様インタビューカット1
江島
シンクス株式会社のケースについて、お話しさせていただきます。シンクスは主に木工加工機械及び鉄鋼加工機械を製造・販売する静岡県のメーカーです。高い市場シェアがあり、メンテナンス体制は業界ナンバーワンとも言われています。それらを背景とした顧客接点の強さやこれまでのビジネスの総合力を勘案して、2016年に投資を実行しました。私も投資検討時点から現在まで、担当者として継続して関わらせていただいています。
この案件においてマーキュリアの経営支援の特徴がひとつ表れたと思っているのが、同業で世界最大手の1社であるイタリアのビエッセ社との間の業務提携です。
事業成長のための施策を検討する中で、製品ラインナップを拡充していくという現場の声がありました。シンクスとビエッセではそれぞれ強みの価格帯が異なっており、一方でシンクスの顧客接点があればビエッセの高価格帯機械のニーズも拾っていけるという読みがあり、現場と密に連携しながら実現に至りました。
これは、グローバルにネットワークを持つマーキュリアならではの打ち手だったのではないかと思います。欧州へ往訪の上、ビエッセ以外の同業企業にもリーチして、工場で色々な方とディスカッションさせていただきながら決めていきました。

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企業プロフィール

マーキュリアインベストメント

「すべてのステークホルダーの幸せの総量を最大化する」ことを目指し、既成概念や国境にとらわれないクロスボーダー投資を行っている日系投資ファンド。グロースや事業承継のみならず、不動産や社会インフラ投資など、そのソリューションも非常に多岐にわたる。これまでの投資実績はライフネット生命、保険の窓口、ツノダ、水谷産業、北京中関村科金技術有限公司等。2005年に「あすかDBJパートナーズ」として設立、2013年に「ADキャピタル」に商号変更、2016年に現社名に商号変更。同年に東証二部に上場し、2017年には東証一部に指定。

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