PwCアドバイザリー

第1回:戦略とM&A、その業際的フィールドにフロンティアがある

PwCアドバイザリー
ディールズストラテジー パートナー 青木義則
PROFILE

大学院を修了後、IT企業の基礎研究所に入所。約6年の勤務を経て、2003年に外資系戦略コンサルティングファームに移りコンサルタントとして経験を積む。その後、独立系投資会社にてソーシングから投資検討、投資後のバリューアップ、ファンドレイズなど、一連の投資ビジネスに携わった後にプライスウォーターハウスクーパースにジョイン。2016年のPwC Japanグループ組織再編により立ち上げられたPwCアドバイザリー合同会社ディールズストラテジーのリーダーを務める。博士(工学)。

目次
  1. -グループ内の専門チームとの連携こそPwCの総合力
  2. -自ら立案した戦略に則ったディール、だからポイントを外さない
  3. -定型のソリューションにこだわらず、常に新たな取り組みを模索
グループ内の専門チームとの連携こそPwCの総合力
2016年のPwCグループ組織再編により誕生したPwCアドバイザリー合同会社。その中で「マーバルパートナーズ」を前身に持ち、特に経営戦略とM&Aディールを総括的に扱うチームがディールズストラテジーです。今回はパートナーの青木様に、プロジェクトの実態やチームのカルチャー、求める人物像などについてお話をうかがいました。
まずは青木さんのご経歴をお聞かせいただけますでしょうか。
青木
新卒で米系IT企業の基礎研究所に入り、研究職として新規技術を自分で考えて論文にしたり特許にしたり、さらにそれらの実用化も目指す、という仕事をしていました。ただ、その実用化の部分で事業部のメンバーと話をしていく中で、これはもう少しビジネスのことをきちんと知りたいな、という思いが募りまして、コンサルティングの世界に興味を持つようになりました。外資系戦略ファームに転職した当初はドットコム・バブルがはじけて少し経ったころでしたので事業再生に関連するプロジェクトを幾つか経験し、その後は、成長戦略策定や新規事業立ち上げといったグロース関連の仕事が比較的多くなりました。その次に今度は独立系の投資会社に移って、そこで投資業務をしばらく経験し、そこからPwCへという流れです。
コンサルティングファームから投資会社に行かれたのは、どういった思いからだったのでしょうか?
青木
コンサルタントの仕事は非常にエキサイティングだったんですが、より自分でコミットした形で事業を良くしていきたいという思いが大きくなっていきまして。どうしてもコンサルティングだと3カ月、半年、長くても1年程度の比較的短い期間でプロジェクトが組まれるのですが、私としては自分の時間をもっと長いスパンで使って一つひとつの事業にコミットしていきたいという気持ちでしたので、投資先企業のハンズオンサポートに力を入れている投資会社にジョインすることにしました。ここでは投資先の社外取締役として、足かけ6年ほどかけてバリューアップのお手伝いをするといった経験が出来ました。
そこからもう一度コンサルサイドに戻ってPwCに入社されたということになりますが、その背景を教えていただけますか?
青木
入社から5~6年ほど経ったころでしょうか、最初に投資した案件がいくつかExitを迎え、次号ファンドのレイズやその運用を軌道に乗せるところまで関われましたので、ちょうどファンド業務を一通り経験出来たかな、やりきったかな、という気持ちがあったんですよね。そんな時にちょうどPwCのM&Aチームで上流の戦略フェーズや逆に投資後のバリューアップを機能として強化したいというニーズがあると知り、私がやってきたコンサルと投資の仕事を両方とも活かせるのではないかと思って再度コンサル業界へ戻ることに決めました。そもそも新しいことにチャレンジしていく組織に興味を持つタイプなものですから、新たなチームの立ち上げに関与できるならすごく面白いなということでジョインしました。
ありがとうございます。それでは次に、現在のディールズストラテジーの業務内容についてお伺いできますでしょうか。
青木
経営戦略とM&Aを両輪に掲げ、そのいずれのケイパビリティも持っているというのが強みであり特徴的なところです。チームには戦略コンサル、投資銀行、事業会社で実際にM&Aを担当していた人間など様々なバックグラウンドをもったメンバーがそろっています。戦略とM&Aでは文化が異なるので相容れないのではないかと思われがちですが、我々のチームに関してはうまく交じり合っているのではないかと思っています。
3つのタイプのメンバーが活躍できる、つまり最上流の戦略策定、その後の実際のディールにおけるファイナンス面のアドバイス、そして統合後のビジネスコンサルまで、それぞれの強みを生かしたサービスが提供されるということですね。
青木
そうですね。一気通貫でサービスを提供出来るチームになっています。ただ、我々はPwCグループの一員であり、PwCには様々なプロフェッショナルチームが存在するので、1から10まですべて自分たちだけでやるのではなく、必要に応じて他のチームとコラボレーションしながらデリバリーしていくという方が、よりクライアントへの付加価値が高まるのではないかと考えています。

例えば、我々はプレM&Aのフェーズで戦略を固め、次にそれをインプリメンテーションしていくとなった時にビジネスデューデリジェンスを担当します。一方、財務デューデリジェンスやバリュエーション、対象会社との交渉といった部分についてはグループ内に専門チームがありますので、彼らと連携しながらトランザクションを一緒にやっていく。さらにビジネスDDの中で、事業上の課題やシナジー実現に向けたポイントというのが必ず出てくるので、そこはディール成立後にPMIの専門チームとコラボして大きなチームを組成して対応する、といった形です。ひとつの提案書の中にいろいろなチームが登場してワンパッケージになっているというのは、PwCの総合力を示す一例だと思いますね。

現在募集中のポジション情報

企業プロフィール

PwCアドバイザリー

2016年3月に行われたPwC Japanの組織改編によって誕生した、ディールアドバイザリーのプロフェッショナル集団。M&A戦略立案、エグゼキューション支援、事業再生、フォレンジック、インフラ構築などの幅広いサービスを、総合力を背景とした最適なチーム構成により提供している。

当サイト内のPwCアドバイザリー 企業情報も、ぜひご覧ください。

関連記事