アクセンチュア

第2回:オーケストレーターとしてデジタル変革をリードする

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製造・流通本部 マネジング・ディレクター 秦 純子
PROFILE

早稲田大学法学部を卒業後、新卒で1997年にアクセンチュア入社。立ち上げから間もない戦略グループに配属され、自動車、製薬、食品、総合商社、小売りといった幅広い業界に対し事業戦略・マーケティング戦略を中心としたコンサルティングサービスを提供する。2015年に製造・流通本部に異動し、現在はビッグデータやAI、アナリティクスをキーワードにクライアントの経営課題解決をリードしている。

★以下の特集ページにて、アクセンチュアの中途採用選考フロー/面接のポイント、求められるスキルセット、弊社キャリアコンサルタントからのアドバイスなどを掲載しています。アクセンチュアへの転職をお考えの方は、ぜひご参照ください。
アクセンチュアへの転職情報

目次
  1. -歴史ある企業もデジタルによる変革を必要としている
  2. -いい意味で図々しいくらいの方がキャッチアップは早い
いい意味で図々しいくらいの方がキャッチアップは早い
今までのお話からデジタルと多様性がアクセンチュアのコンサルティングのキーワードになっているというのが伝わってきますが、いろんなコンサルティング会社がデジタルを標榜する中で、アクセンチュアならではの優位性や強みはどんなところにあるとお考えでしょうか。
2016年にデジタルマーケティング会社であるIMJを完全子会社化したことからも分かるように、アクセンチュアにはデジタル領域のマーケティング実務まで行えるケイパビリティがあります。単にデジタル戦略を立案する、あるいはオペレーション改善を企画するという部分までは可能な会社も多いですが、実行のメンバーが社内にいることでアクセンチュアは非常にリアリティを持った提案を出来ていると思います。精緻な分析をしてビジネスモデルを組み立てるような部分はアクセンチュアの中でその領域を鍛えてきたメンバーが担当し、一方でデジタルの実行に関する知識は業界出身のメンバーに補完してもらう、こういった役割分担によって、いわゆる絵に描いた餅にならないコンサルティングを提供出来ると考えています。
そうしたチームはひとつのプロジェクトでどれぐらいの人数になるのでしょうか。
エンジニアやオペレーションメンバーも含めると数百名、グローバルプロジェクトだと場合によっては400~500名という大規模なチームになることもあります。一方、最近ある製薬会社でセールス&マーケティングのアナリティクスに関するパートナーシップをスタートさせたのですが、これは初期段階にあるので今のメンバーは15名ほどになります。アナリティクスのノウハウをしっかり身につけているメンバーが半分、残りの半分は医療業界の知見が豊富なインダストリー出身のメンバーといった構成になります。
いろんなタレントをもった方が集まってひとつのプロジェクトを作っているのがよく分かる話ですね。秦さんがご専門にされているアナリティクスの領域ですが、長くやっているとクライアントのリテラシーも上がるでしょうし、受け止められ方や期待値も変わってきているのではないかと思います。そのあたりはいかがでしょうか。
アクセンチュア秦純子氏インタビューカット3
10年ほど前にはアナリティクスの知見のないクライアントにゼロからサービスを提供する、という通常のコンサルティングが多かったのですが、どんどん企業の活用レベルが上がってきていて、最近で顕著な例としては、デジタル人材を社内に一定数確保したいが難しいので採用や育成を一緒にやってほしい、というご要望があります。アクセンチュア社内でデータサイエンティストの技術レベルを表すために使っている5段階の評価基準をクライアントチームにも提供する、あるいはAIやマシンラーニングに関する社内トレーニングそのものを提供するといったケースが増えてきています。
また、今はデータの世界も1社単独ではなく外部とつながりながらデータプラットフォームを作っていくという流れに変わってきています。例えばインバウンドの分析を行おうとする時に、航空業界、旅行業界、小売業界が手を組んで連携していく、といったイメージですね。アクセンチュアは様々な業界のクライアントとのお付き合いがあるので、どうしたらお互いがWin-Winになれるように協業出来るのか、ということをサポートし、改革がもっとアクティブになっていくように協力していきたいと考えています。
最後に採用に関してお聞きします。製造・流通本部の中でどんな方が活躍されているか、これからどんな方にご入社いただきたいかという点はいかがでしょうか。
私のチームには中途入社で頑張ってもらっているメンバーが多いのですが、まずは業界かファンクションのいずれかに強みを持たれている方が入社初期から活躍しやすいかなというのがあります。両方じゃなくてもいいのですが、特にクライアントが今求めている領域でホットなスキルを持ってらっしゃることが望ましいです。もうひとつはデジタルやビッグデータの力で起こるイノベーション、企業や業界が新しい姿に変わっていくことに興味を持っている人の方が、アクセンチュアの動きを楽しめるかなと思います。最後は、自ら情報発信して人を巻き込む力です。クラシックなカルチャーの企業からいらした方は何かと気を遣って恐る恐る発言する、という姿勢になりがちなのですが、どんどん意見を言ってデータサイエンティストなどの専門家を巻き込んでいく、そんな良い意味での図々しさを持っているくらいの方が早期にキャッチアップ出来ると思います。
今後も発信力があり知的好奇心が旺盛な方をご紹介していければと思います。本日はお忙しい中、ありがとうございました。

※インタビュー内容、所属、タイトル等はすべて取材当時のものであり、現在と異なっている場合がございます。

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企業プロフィール

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世界では約75万人、日本法人は2万人以上の従業員を擁する、世界最大のコンサルティングファーム。日本では1995年に拠点を設立。2001年にアクセンチュアへ社名変更してからも拡大を続け、国内最大級のファームへと成長した。多くのブルーチップ企業、政府/公共機関に対して「ストラテジー」「コンサルティング」「デジタル」「テクノロジー」「オペレーションズ」の5つの領域で幅広いサービスとソリューションを提供している。

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