転職成功体験記「在京テレビ局から日系コンサルティングファームへ」

在京テレビ局の番組制作ディレクターから、日系コンサルティングファームのコンサルタントへ転職されたD・Oさん(40代)のご経歴や活動内容をご紹介いたします。アンテロープをお選びいただいた理由やご本人からのメッセージも、あわせてご紹介いたします。

D・Oさん(40代/男性)私立大学卒
BEFORE
[番組制作ディレクター]在京テレビ局
AFTER
[コンサルタント]日系コンサルティングファーム

D・Oさんは新卒で入社したテレビ局で一貫して制作畑を歩んでディレクターにまでなった、生粋のテレビマンです。仕事にやりがいも適性も感じていましたが、40歳を目前にしてもう一段自分が成長し、その延長線上に社会の活性化を実現するにはと考え、新たにコンサルティング業界に飛び込むことを決意されました。

担当コンサルタント:佐藤

前職までのご経歴と、転職の背景にあった思いなどについて教えていただけますでしょうか。

D・Oさん

新卒で入社したテレビ局で情報番組のディレクターを続けてきました。その中で、食や健康・福祉・SDGsなどの取材を数多く手掛け、様々な商材のブームや、生活者を動かすムーブメントをプロデュースしてきました。仕事はやりがいがあり、適性もあったと思うのですが、30代後半になるにつれて、以下の2つの課題意識を強く持つようになりました。
1つ目は、どのような企画や提案を行えば、アフターコロナの社会が中長期的に活性化していくのか。2つ目は、今後の40代、今までにないもう一段階上の成長を自分が遂げるためには何をすべきか。
その2点を意識しながら仕事を続ける中で、メディアで培ったスキルセットに終始するのではなく、新しい環境で自分の幅を広げてみたいと考えるようになりました。

担当コンサルタント:佐藤

転職エージェントとしてアンテロープを選んだ理由をお聞かせください。

D・Oさん

自分の年齢を考え、今後急速に成長の機会を得たいと考えた際、ひとつの商材・ひとつの分野に業務を絞るのではなく、広範囲なクライアントと同時多発的に仕事をするほうが、学びが大きいのではないかと考えるようになりました。その中で、コンサルティングファームでの仕事に興味を持つようになったのですが、コンサルタントの仕事に関しての理解が浅いことが問題だと感じていました。そこで、コンサルに特化したアドバイスを受けられるエージェントのもとで勉強させていただくことが自分には必要だと考え、アンテロープに登録しました。

担当コンサルタント:佐藤

アンテロープのサービスで有益だと思われたのは、どんな部分だったでしょうか。

D・Oさん

担当していただいた佐藤さんには、各ファームが目指そうとしている方向性・ユニットごとの特徴などを分かりやすく教えていただきました。佐藤さんとのやりとりを通して、コンサルタントという仕事の解像度が格段に上がるとともに、各社の違いが自分の中で整理されていきました。その中で、志望動機もより具体化し、どのファームで働きたいかというビジョンも鮮明になっていきました。
また、佐藤さんとディスカッションをする中で、メディアの仕事で培ったスキルや経験の中で、どのような能力がコンサルとしても武器になりうるかに関しても気づくことができました。それらの発見やスキルの棚卸しを通して、自分のキャリアを客観視できるようになり、面接の際の自信にも繋がりました。

担当コンサルタント:佐藤

転職を成功させ、次のフィールドではどのように活躍したいと思っていますか。

D・Oさん

転職することになったファームで、私は今後、食やヘルスケア・福祉などの生活者に直結した領域でのコンサルテーションに関わっていく予定です。それらは、メディアの側でも手掛けてきた分野ですし、人脈も含め、前職で培ってきたことを活かせることも多々あると思います。しかし、以前と同じようなやり方に軸足を置いて仕事をし続けるだけでは、転職した意味がないと思うので、コンサルの仕事の流儀や方法論を積極的に学び取りながら、自分のスキルやマインドセットを多角化させていきたいです。そして、メディアも巻き込みながら、アフターコロナの社会を前向きに変えるようなプロジェクトを生み出していきたいです。

D・Oさんからのメッセージ

前職の経験を活かした転職先は本当に見つかるのか…。年齢的に転職は遅いのではないか…。そんな悩みを抱えていらっしゃる方もいるのではないかと思いますし、私もまさにそうでした。
そんな場合には、知識と経験を兼ね備えたプロフェッショナルなエージェントに相談し、ディスカッションすることが何よりの特効薬だと思います。ひとりで考えるだけでは気づけない“自分の価値”に気づくことができます。
それと、内定を得るまでにかかる時間は人それぞれだとは思いますが、諦めないこと、そして工夫をしながら策を練り直すこと。その2つを意識的に繰り返せば、多くの発見がありますので、自分自身の成長にも繋がると思います。末筆になりますが、皆さんの転職活動が実り多いものになることを願っております。

この事例を担当したのは、
弊社コンサルタントの佐藤史子です

佐藤 史子/ Sato Fumiko
【経歴】
津田塾大学学芸学部国際関係学科卒。新卒で大手新聞社に入社し、取材記者として勤務。その後大手総合人材サービス会社を経て2008年より現職。人材業界でのキャリアは通算15年以上にわたる。

【担当領域/実績】
コンサルティング業界担当。毎年年間200名以上の候補者の転職やキャリア形成をサポート。外資系戦略コンサルティングファーム、総合系ファーム、会計系財務アドバイザリーファームを中心に業界でのネットワークを広く持ち、現役コンサルタントの方々との日々のコンタクトを通じて業界の生の情報に触れ、コンサルティング業界の最新動向やキャリア形成に関する知見を磨く。これらをソースにした的確な転職アドバイスに強み。大手ファームへの転職支援はもちろん、ポストコンサルの方々のファンドや事業会社のコアポジションへの転職支援実績も多数。