INTERVIEW

林 徹Toru Hayashi

コンサルタント

数字で示せる成果以上にキャンディデートに真摯に対応しているかが重要

number01 前職では?

新卒で、メガバンクに就職し、10年ほど勤務した後、外資系保険会社に転職しました。メガバンク在籍時には、グループの証券会社に出向し、特に投資銀行(カバレッジ・M&A、キャピタルマーケット)部門の担当となり、銀行と証券の人材交流の企画、人事異動、人事評価、中途採用業務に従事しておりました。 銀行、証券、保険会社に勤務し、営業・企画・人事と幅広く業務に従事する中で、これまでの経験を活かし、もっと自分で裁量を持ちながら、人の役に立つ仕事をしたいと考えるようになり、アンテロープに出会いました。

number02 入社を決めた理由

「キャンディデート・ファースト」という考え方に基づいて、中長期的にキャリアデザインのサポートを行うというポリシーに共感したためです。また、金融業界で広く業務経験を積んでいることから、金融業界の転職支援に強みあるアンテロープであれば、自分の経験を活かしながら役に立てると思いました。 もともと人材業界への転職ということは考えておらず、金融業界で広く経験を積んでいるものの、これといった専門性がない自分にはどういった選択肢があるのだろうかと考えていました。そのような中で転職活動をはじめ、何人かの転職エージェントにお会いしてみたところ、残念ながら金融業界への理解が浅く、自分の業務経験を理解してもらうことから始めなければならないことがありました。 また、まったく経験や志向と異なる求人を紹介されることも多く、もっと一人ひとりの業務や志向を理解してキャリアを支援していく必要があるのではと思うようになりました。 そこから自分なりに人材業界のことを調べていく中で、金融業界で広く業務を経験していること、金融機関での人事業務経験があることが活かせそうだと強く感じ、転職エージェントの業務に関心を持つようになりました。

キャリアコンサルタント林 徹

number03 入社前の想定と違った点

転職エージェントと聞くと、とにかく多くの転職希望者をどんどん企業に紹介していき、様々なKPIで管理されて…というようなイメージをお持ちかもしれませんが、弊社はまったく異なります。もちろん成果は求められますが、そのプロセスややり方については各コンサルタントに任せられています。 また、成果も当然重要ですが、それ以上に「キャンディデートやクライアントに対して、真摯に対応しているかどうか」が重要視されています。そのため、例えばキャンディデートにとって今は転職すべきタイミングではないと思えば、現職に留まるようにアドバイスを行うこともありますし、弊社を利用せずに転職された方とも定期的にコンタクトを取りながら、その方と長期的にお付き合いをしていくことも会社から推奨されています。 一方で、自分自身がプロとして成長し続けなければ、クライアントやキャンディデートからの信頼を勝ち取ることは難しい仕事ですので、裁量がある働き方の中でしっかりと自分を律して行動していくことが求められます。ですので、当然周囲のサポートはありますが、まずは自分で自分の行動を管理するという働き方に慣れていくことが重要になると思います。 また想定と違ったこととしては、処遇の面です。我々の処遇については成果と連動していますが、弊社は一定のベース給与がありながら、個人成果、チーム成果に基づきインセンティブが支給される設計となっています。この処遇水準ですが、正直、金融機関から転職してきた方であっても、前職以上はもちろん、場合によっては大きく超えるような水準になるので、そのあたりはポジティブサプライズでした。

number04 この仕事の魅力は?

いくつかありますが、キャンディデートの人生における決断に関与でき、豊かな人生を送るサポートができることです。私は「自分の人生は自分で決める」、自分で決断するからこそ、人生が豊かになると思っています。ですので、転職活動のサポートを通じて、その方が自分で決めた豊かな人生を送る一歩を踏み出すことに携われると考えています。 ただ、それは転職することだけでなく「転職しない」ことも含んでいて、色々考えた結果、現職に残るというのも大事な決断だと思っています。転職しようがしまいが、その方の人生が豊かになることをサポートできる、この仕事にやりがい、魅力を感じています。

キャリアコンサルタント林 徹

number05 仕事とプライベートの両立について

仕事とプライベートのバランスは、非常に取りやすい環境です。原則週3回は出社となりますが、フルフレックスですので、自分の予定に合わせて出退社が可能です。朝の通勤ラッシュをずらして出勤したり、昼過ぎにはいったん退社して、残りは自宅でリモート対応したりと重宝しています。 また、私は子供がいますがリモート勤務を活用しながら、例えば子供を幼稚園に送った後、自宅に戻ってミーティングをしたり、家族で夕飯を食べた後にミーティングをしたりと柔軟に働いています。休暇も取りやすく、子供のイベント等の家族の予定に合わせて休暇を取得するなど、非常にありがたい環境です。

number06 今後のビジョン

会社や自分自身の価値やプレゼンスを高めていきたいと考えています。具体的には、金融領域で転職するならアンテロープの林に相談しよう、と選ばれるような存在になりたいと思っています。 そのためには、転職エージェントとしてはもちろんですが、人としても信頼され、選ばれなければなりません。そのような環境の中で、自分自身を高めて、多くの方のお役に立ちたいと考えています。

キャリアコンサルタント林 徹

number07 応募を検討されている方へのメッセージ

転職エージェントとしての経験は不問で、むしろ金融領域であればエージェント経験より金融機関で勤務していることが強みになります。金融機関での経験があり、少しでも興味がある方は、まずはお会いしお話が出来ればと思っています。 裁量が大きく、自分自身の成果が見えやすく、還元もしっかりとした弊社で一緒に働くことが出来るのを楽しみにしております。