A.T.カーニー&アンテロープ特別連載企画「あなたが知らないA.T.カーニー」

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転職 Case Studies

ケース21 : 大手金融機関系ファンドから日系独立系ファンドへ

これまでのキャリアと転職したポジション

U氏(36歳)

前職:大手金融機関系ファンド / インベストメント・プロフェッショナル
これまでのご経歴
国内大手監査法人にてさまざまな企業の監査業務を経験する一方、M&Aや企業再生等に関するデューデリジェンス業務等を経験。その後、国内大手金融機関系ファンドにて投資業務、アドバイザリー業務に携わり、多くの実績を残されました。
保有資格・その他
・公認会計士
転職理由・希望
国内大手金融機関系ファンドで様々な投資業務を経験し、その本質を理解するも、大手金融ならではの制約の多さから、純粋にその本質を追求することが簡単ではないとの思いを強くされました。そこで、より本質的な投資業務を行う環境に身を置くことでさらに高いバリューを提供することができると考え、大手金融機関等のファンドではなく、様々な経験を有するメンバーで構成される独立系ファンドを希望されるに至りました。
現職:日系独立系ファンド / インベストメント・プロフェッショナル
仕事内容
ソーシングから投資先候補のバリュエーション、投資交渉や投資後には、バリューアップにも携わる。また、新規ファンドの組成にも従事。
応募資格
・同業にて投資経験者、もしくはM&A経験者。
・ソーシング経験もあれば尚可。
・セルフスターターおよびベンチャーマインド。

成功のポイント

前職で多くの実績をあげて、インベストメント・プロフェッショナルとして高く評価されていたことは、当たり前のようですが重要なポイントです。さらに投資業務を行うメンバーとの価値観が一致することが重要であり、自分が提供できるもの(スキルやノウハウ等)を明示することができたことで、選考は非常にスムーズでした。また、事前に先方ファンドについての情報を充分に取得され面接に臨まれたことも良い結果が出た要因であると思われます。

今後の可能性

投資という実務を通して企業の成長を支えていくプロフェッショナルとしてスキルアップをしてゆくキャリア、また投資ファンドそのもののマネジメントを目指せるのはもちろん、場合によっては事業会社のストラテジック・バイヤーや投資先のマネジメントという選択も、今後のキャリアとして可能だと思います。

U氏より

≪投資ファンドから他の投資ファンドへの転職を考えている方々へ≫
投資ファンドでの業務をすでに経験された方であれば、知識やノウハウは、すでに身につけられていると思いますので、テクニカルなスキルを磨きたいと思っている方は少ないと思います。その上で、さらに投資ファンドでキャリアを積まれたいと考えるのであれば、検討すべきポイントは、ファンドの投資方針と自らが考える投資スタイルが一致しているかということだと思います。それらが異なると、折角、魅力的な業務に携わっているにもかかわらず、ストレスを抱えながら投資業務に携わることになり、自らが考える投資業務の本質をつかむことができないでしょう。日本には、投資ファンドが数多くあります。しかも、ファンドの数だけ投資方針も異なると考えていいでしょう。自分の価値観に見合ったファンドを探すことをお勧めします。さらに言えば、自分で自分好みのファンドを組成することも視野に入れてもいいかと思います。

≪幅広く転職を考えている方々へ≫
投資ファンドに従事するということは、様々な知識やノウハウを必要とします。しかし、弁護士や会計士と違って専門家集団ではありません。したがって、専門家並みの知識やノウハウは必要としませんが、理解及び関係者と対話ができることが必要になります。そのためには、投資業務における様々な場面で、瞬間的に物事の本質をつかめるスキルが最も重要なスキルとなるのですが、これは、教科書等で学ぶべくものではなく、各関係者が置かれている立場やそれぞれの思いまで斟酌することのできるスキルを意味します。投資ファンドに従事したいと考えられている方々にとって、、これらの要求水準を十分に満たすことができる方であれば、自らのスキルを思い存分発揮できる場所であると考えられます。一方、これらのスキルが一つでも要求水準を満たさないと非常に厳しい場所になってしまいますので、覚悟をもって飛び込んで頂ければと思います。アンテロープ社様は、このようなポイントを総括的に吟味して対応していただけると思います。私も非常に有意義な転職活動となり、アンテロープ社様には深く感謝しております。