独立系M&A仲介会社のM&A業務から、日系投資銀行のM＆Aアドバイザリーへ転職されたK・Kさん（20代）のご経歴や活動内容をご紹介いたします。アンテロープをお選びいただいた理由やご本人からのメッセージも、あわせてご紹介いたします。
K・Kさんは新卒で大手総合商社に入社し、その後独立系M&A仲介会社へ転職しました。よりM&Aの専門性を高めたい気持ちが強くなり、投資銀行への転職を決意しました。
新卒で就活をしていた時には、多くの人を巻き込んで旗振りができるような仕事であり、海外もしくは海外と働けるという2つを軸に就活をし、大手総合商社に入社しました。そこで働く中で、より自身の実力が試され、かつ高い年収を目指せる環境に魅力を感じ、M&A仲介に転職を決めました。前職で1年半強働く中で、パートナーとの結婚が現実味を帯びてきたことから、インセンティブではなく安定した収入を求め、また業務においてもより高度なM&Aに対する知識やノウハウを身に着けたいという思いから、投資銀行を志望しました。転職活動の中で、志望度も高く業界でのプレゼンスも高い日系投資銀行からオファーをいただけたため、転職を決意しました。
転職エージェントとしてアンテロープを選んだ理由をお聞かせください。
知り合いが利用していたと小耳にはさんだこともあったが、それよりもハイクラスの転職エージェントとして以前より認知していたため、おそらくサービスの質も担保されているだろうと考え、登録しました。また、アンテロープより少し前に折衝した他社エージェントの質が良くなかったこともあり、同時並行でお願いしました。
アンテロープのサービスで有益だと思われたのは、どんな部分だったでしょうか。
3つございます。1つ目は、志望している業界の求人について、かなり幅広くかつ詳細な情報を共有していただけた部分です。2つ目は他社エージェントで選考が進んでいた候補先も含めてかなりフラットな視点でキャリアの相談に乗っていただけました。3つ目はレスポンスの速さになります。
新しいフィールドで、今後どのように活躍されたいとお考えですか？
M&A仲介→投資銀行というキャリア選択をしたので、似通っている部分はあれど求められる業務の質や量もかなり異なると認識しています。そのため、新卒1年目とほぼ同じ条件でのオファーですし、自身もそのつもりで入社しますが、新卒1年目にはない場慣れ感や、もろもろの社会人としての基礎スペックでしっかりと差をつけて、早い段階で立ち上がっていきたいと考えています。詳細な業務はまだ不明な部分が多いですが、入りたての頃は投下時間でバリューを出していくしかないと思っていますので、週100時間を目標に活躍していると胸を張って言えるまでは他者を圧倒する時間を投下していきたいと思います。
投資銀行に転職すべきかという視点と、転職するならどういう動きをすべきかという視点の2つの視点で僭越ながらメッセージを送りたいと思います。 1点目は、投資銀行に転職すべきかということについてですが、個人的には投資銀行が視野に入っている方なのであれば転職は前向きに検討すべきかと思います。投資銀行を志望する方は往々にして成長意欲が高く、ハイプレッシャーな環境をものともせず、高い給与をもらいながらプロフェッショナルとして仕事をすることに抵抗のない方だと思いますし、そのような方はおそらく現職で高い成果を上げていらっしゃるのではないかと思料します。現職で成果を上げている方は必ず投資銀行でもうまくいくという保証はないですが、複数年の社会経験を経たうえでなお、このインテンシティの高い業界を志望するということは、新卒で何となく投資銀行を選んだ方よりも覚悟の決まり具合や必要なスキルへの解像度が高いはずです。社会経験を経て、ある程度の高さの解像度をもって投資銀行を志望される方は、投資銀行においても活躍できる素地を持った方の確率が高いはずなので、ぜひ前向きに検討されてみてはいかがでしょうか。 2点目は、どういう動きをすべきかということですが、まずは信頼できるエージェントを見つけるところから始めましょう。可能な限りフラットな視点でキャリアの相談に乗ってくださる方がいいと思います。私はアンテロープではないエージェントと組んで転職活動を始めましたが、レスポンスが遅かったり意見がかなり偏っていたりと納得できない部分があったので、最終的にはアンテロープにお願いしました。
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前職までのご経歴と、転職の背景にあった思いなどについて教えていただけますでしょうか。