独立行政法人の貿易・国際業務関連職から、外資系戦略コンサルティングファームの経営戦略コンサルタントへ転職されたS・Kさん（20代）のご経歴や活動内容をご紹介いたします。アンテロープをお選びいただいた理由やご本人からのメッセージも、あわせてご紹介いたします。
S・Kさんは新卒で独立行政法人に就職し、日本企業の海外進出をWebマーケティング等の分野から支援していました。その中で、個々の企業に対してよりきめ細やかなサポートが出来るようになりたいとの思いから、コンサルティング業界に関心を持たれるようになりました。
前職では日本企業の輸出や海外展開を支援する仕事をしていました。輸出や海外展開に限らず、お客様が抱えている様々な課題を解決できるようになりたいと思い、コンサルティングファームへの転職を考えるようになりました。
転職活動でアンテロープを利用された経緯はどういったものでしたか？
外部の転職サイト経由でご連絡いただいたことがきっかけです。過去にもいくつかの転職エージェントからお話を伺う機会はありましたが、他エージェントと比較し、アンテロープのご担当者が提示してくださるスケジュールや目標がもっとも長期的目線、かつ現実的だったため登録しました。
アンテロープのサービスで有益だった部分があれば教えていただけますでしょうか。
１．目標設定およびロードマップの提示
どの程度の目標が現実的なのか、準備にどの程度時間をかければ良いのか、準備とは何をすれば良いのか、が分からなかったため、私の職歴、前職の繫忙度、その他の希望を考慮しながら目標およびロードマップを提示していただけたことが大変有難かったです。初期に転職までの具体的な道のりや期間をイメージできたおかげで、転職活動を進める中で、自分が当初のスケジュールから遅れているのか進んでいるのかを把握でき、転職活動期間が不必要に長引くことを防げました。
２．ケース面接対策
週に一度、実際のケースを想定した面接練習を行っていただいたことで、ケース面接そのものに慣れることができ、落ち着いて選考に挑めるようになりました。また、自分では気が付いていない考え方の癖を指摘していただけたり、他のケース面接対策をされている方と比較した際の私の強みや弱みを教えていただけたりしたことは、一人で対策本を読んで準備するだけでは到底得られない気付きだったため大変有用でした。
３．メンタル面でのサポート
特に最初のころは実際の面接で思うような受け答えができず、落ち込んだり自信を失くしたりすることもありましたが「今日までは落ち込んでも良いけど、明日からはこの点に留意してください」といった形で、ペースを作ってくださったことで、最後まで諦めずに転職活動に取り組むことができました。
実際にご入社してみて、どんな感想をお持ちでしょうか。
入社前にある程度覚悟はしていたつもりでしたが、想像をはるかに超えるスピード感や難易度に日々圧倒されています。ただし、それ以上にプロジェクト自体の面白さや一緒に働くメンバーから学べることのメリットの方が大きく、こんなに面白い仕事があったならもっと早く転職すれば良かった！ と感じています。
「転職活動」というと、ある程度転職の意思を固めてから始めるイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、まずは始めてみて、活動しながら転職の是非を決めるスタンスでも良いのではと思いました。
私自身、未知の業界へのチャレンジということで、最初から絶対に転職すると決めていたわけではなく、選考を通じて会社を知り、働きたいと思った会社からオファーをいただけたら、その時点で最終的な判断をしようと考えていました。振り返ってみると、選考を通じて会社へのイメージが大きく変わるケースは多々あり、結果的には当初は検討していなかった会社に非常に魅力を感じ、転職するに至りました。
また、ケース面接対策を通じて学べる論理的思考力や構造化等のスキルは、業界や職種に関係なく、どんな仕事にも（時には私生活にも）役立つスキルであり、面接対策を通じてそういったスキルを学べたこと、あるいはスキルが足りていないことに気が付けたこと自体が大きな財産となりました。
この事例を担当したのは、
弊社コンサルタントの諏訪夏樹です
早稲田大学法学部卒。新卒で日本IBMに入社し、コンサルタントとして製造業をクライアントとしたシステム導入案件を複数推進。その後人材業界にキャリアチェンジし、人材エージェントでコンサルティング業界への転職支援を中心に経験する中で、より個人の長期的なキャリア支援に従事したいという考えからアンテロープキャリアコンサルティングに参画。
【担当領域/実績】
“戦略”・”デジタル”がキーワードで、外資戦略ファームと総合ファームのデジタル部門に多数のサポート実績あり。戦略コンサル向けのケース面接対策も一定の評価を候補者様より頂いている。ポストコンサルの転職支援においても、AIやDXを軸としたスタートアップや大手事業会社への支援を強みとしている。
前職までのご経歴と、転職の背景にあった思いなどについて教えていただけますでしょうか。