Antelope Summary Report

[Antelope Monthly Report No.3]投資銀行部門の推薦図書

2008.02.12

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Antelope Monthly Report
No.3 2008年2月12日(火)
アンテロープキャリアコンサルティング
http://www.antelope.co.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

各位


 Antelope Monthly Reportでは、金融版とコンサルティングファーム版と

を交互に、月1回のペースで魅力的なポジション、ジョブマーケットの情報

をレポートしています。



[INDEX]

 【1】Close up Information ~ 投資銀行部門

 【2】Main topics ~ 投資銀行部門を目指される方への推薦図書

 【3】公認会計士の方への転職相談会



□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
 【1】Close up Information ~ 投資銀行部門 ~
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□


 ここ5年の間に急激に転職市場の人気業界に上りつめた「投資銀行」。

その中でも、特に希望される方が多いのが投資銀行部門です。外資投資

銀行の給与水準の高さが注目され、弊社にも相当数の希望者がご登録に

いらっしゃいます。また、昨今のサブプライム問題の影響から採用に対し

て、多くの企業が、保守的になっている状況も重なり、ハードルは極めて

高い分野といえます。


 もちろん、そのような環境でも入社される方はいらっしゃいます。今回

は、どこで明暗が分かれるか、弊社のこれまでの経験からコメントをして

みたいと思います。なお、ここでは「投資銀行業務」未経験という前提で、

話を進めて参ります。


 本題は、入社された方と選考途中で残念ながら見送りとなる方、最終的に

どこで明暗を分けているかというとことですが、先に結論を申し上げますと

「準備の差」に尽きると考えます。


 当社でも、面接に進まれる方には皆様に面接対策のアドバイスを各種提供

させていたいておりますが、資料にだけ目を通せば、通過できるというも

のではありません。とはいえ、何か特別な芸を用意するわけではなく、

「なぜ、投資銀行か」という志望動機と「投資銀行で、どのような貢献が

できるのか」という自己アピールを綿密に用意することが肝心です。

 文章や口頭でご説明させていただくと、とても簡単なことのようですが、

ここで求められる徹底性は、非常に高いものです。


 当社にご登録をいただいた場合には、この点についても詳しくアドバイス

をさせていただきますが、多くの希望者の中を抜きん出るには、それを各候

補者が、徹底的にやり尽くすしかありません。この差が結果になってしまう、

とてもシビアな世界です。


 これもまた当たり前のことですが、入社後はこの選考にくぐり抜けた方々

とのさらに厳しい競争が続くということは言うまでもありません。もちろん、

チームの一員でもあるので、心強く感じる場面も多いものと存じます。



【ポジション情報】

投資銀行部門への転職にご興味をお持ちの方は、

こちらより転職支援サービスにお申込み下さい。

https://www.antelope.co.jp/recruiting_service.cfm



外資系投資銀行15社の採用情報・ポジション情報はこちら

http://www.antelope.co.jp/job_index/company_list_sp.cfm?sp_number=14



□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
 【2】Main topics ~投資銀行部門を目指される方への推薦図書
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□

 外資系投資銀行や日系証券会社の投資銀行部門の研修でも使われている

というものから、その手前の段階で「投資銀行とは」というところを、知る

ことができるものまで、何冊かご紹介させていただきます。



・「投資銀行」
岩崎日出俊著(PHP研究所) 2006年5月

投資銀行、特にMAアドバイザリー関連の時事、状況、業務の情報が1冊に

コンパクトにまとまっており、読みやすい。これを読んで、ご自身なりに

情報収集の切り口をつかみ、アップデートされると良いでしょう。


・「巨大投資銀行(バルジブラケット) 上下 」
黒木亮著(ダイヤモンド社)2005年11月

実在の企業や人物が仮名で登場しており、臨場感のある小説です(だと

思います)。各種書評での評価も概ね高く、読まれている方も多い書籍で

すので、投資銀行を目指される方は、目を通しておく事をお奨めします。

ちなみに弊社でも日系金融機関をご紹介していますので、現在の日系金融

機関がこのような内情ではないと信じています。


・「MBA バリュエーション」
森本明著(日経BP 社) 2001 年1 月

バリュエーションに関する入門書です。投資銀行の新入社員の本棚にも置い

てある(らしいです)。ある証券会社のM&A 部門では、転入者研修でも利用

されているとのことなので、一読しておくことをお奨め致します。


・「サルになれなかった僕たち」
(主婦の友社) 2007年5月

2001年6月発行の「ウォールストリート投資銀行残酷日記」の文庫版。

スラングをそのまま翻訳しているので、表現はくどいが投資銀行の厳しさは

伝わってくる。「忙しく、際限なく仕事が降ってくる」ということに違いは

間違いはなさそうなので、その点は、参考になります。こういった一面もあ

るということを他業界から投資銀行を希望する場合には、参考になります。


・「外資系投資銀行の現場(改訂版)」
西村信勝著(日経BP 社) 2005 年2 月

弊社で「投資銀行」について、研修として学ぶのはこの書籍からでした。



上記以外にも投資銀行出身の方やコンサルティングファームが、M&Aを切り

口に数多く書籍が出版していますので、ご自身が読みやすいものを数冊選ら

んでみるといいでしょう。その際、M&Aアドバイザリー部門でよく聞かれる

「あなたが最も興味あるM&Aの案件はどの案件ですか。また、それはなぜで

すか」という質問を想定しながら、読まれますと理解が深まるのではない

でしょうか。


□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□
 【3】投資銀行部門への転職相談会
□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□


 今回の相談会では、投資銀行部門のアナリスト等、外資系投資銀行の

未経験者に対する採用動向をご案内させて頂きます。


■ ご紹介先の外資系投資銀行(50音順)
・クレディ・スイス証券
・ゴールドマン・サックス証券
・JPモルガン証券
・ドイツ証券
・日興シティグループ証券
・メリルリンチ日本証券
・モルガン・スタンレー証券
・UBS証券
・リーマン・ブラザーズ証券 他

なお、米系大手投資銀行より、2006年度のフロント部門における紹介実績

No.1エージェントとして発表を頂いております。


<開催日時>
下記の時間帯でご希望の日時に実施致します。

平日9:00~20:00 土曜日10:00~18:00

(所要時間:約1時間~1時間30分)


<開催場所>
アンテロープキャリアコンサルティング株式会社


* こちらの相談会はキャリアコンサルタントとの1対1の面談方式で

実施しております。

*ご経歴によって、当社よりご紹介できるポジションが見つけられない場合

には、相談会へのご参加をお見送り頂くケースもございます。予めご了承く

ださいますよう宜しくお願い致します。



詳細は・・・
http://www.antelope.co.jp/seminar/seminar.cfm?seminar_id=24



_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/


■ メール配信の変更・解除

 https://www.antelope.co.jp/career_mail_off.cfm


■ 個人情報保護方針
 
 https://www.antelope.co.jp/policy/privacy.cfm


■ご意見・ご要望は以下のアドレスまで

report@antelope.co.jp


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
発行元:アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
http://www.antelope.co.jp/index.cfm
編集責任者:神宮司 雄介
Copyright(C) 2007 Antelope Career Consulting Inc.
職業紹介 事業所許可番号 13-ユ-040484
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━