Antelope Summary Report

[Antelope Summary Report No.205 ]面接のパフォーマンスを向上させる方法

2018.02.28

Antelope Summary Report ≪ No.205≫

~ Short Report ~

2018年2月28日(水)
アンテロープキャリアコンサルティング株式会社

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「面接のパフォーマンスを向上させる方法」 山本 恵亮

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★ 面接のパフォーマンスを向上させる方法
優秀なのに面接で評価されない人はよくいます。経歴も学歴も、決して悪くないし、話している内容も間違っていないのに、面接は連戦連敗という人です。

そういった人に多い傾向は、コミュニケーション・スタイルに評価されにくいクセがあるということです。

例えば、話す時にほんの少しアゴが上がっているだけで、その人は他の人々を見下しているように見えます。また、話し方がやや小声で早口だと、話題にしている対象(上司の話をしているとしたら、その上司)を馬鹿にしているように聞こえます。

たとえ自分にはそういったつもりがなくても、相手にはそのような印象を与えます。そして、特に面接など初対面の人の場合には、相手は話している内容よりも、話している態度などの方が強く印象に残るものです。

この様な誤解で面接に落ち続けるというのは、とても残念なことですね。

こういった自分のコミュニケーション・スタイルのクセというものは、自分では気づきにくいものです。そこで、他者からフィードバックをもらうことが効果的です。

日常的な会話等でのクセについては、親しい知人や同僚などに聞いても良いでしょう。また、可能なら面接の最後に面接官に印象を聞くのも参考になります。もちろん、我々のようなエージェントとの面談後にフィードバックを求めることも効果的です。

ただし、厳しいフィードバックを聞いた時に、それを自分への批判と受け取ってしまわないよう注意しましょう。誰でも厳しいコメントを聞くと、ディフェンシブになってしまいがちです。でも、フィードバックを求めた時に、耳障りが悪いことを言ってくれる人は、勇気を出してあなたのために言ってくれています。

それに対して反論したり、反発したりしていると「二度とフィードバックなんてしてやるものか!」となってしまいます。

フィードバックをお願いする時には、受け入れにくいコメントを聞いて反論したくなってもぐっとこらえて、相手に自分がどう映っているのか、というのを知ることだけを目的としましょう。

そして、その人には心からの感謝をお伝えすることを忘れずに。