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Antelope Monthly Report
No.22 2009年9月25日(金)
アンテロープキャリアコンサルティング
http://www.antelope.co.jp/
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ご購読者 各位
Antelope Monthly Reportでは、金融版、コンサルティングファーム版を
月1回のペースで交互に、魅力的なポジション、ジョブマーケットの情報等
をレポートしております。今号はコンサルティングファーム版です。
[INDEX]
【1】Main topics ～ 上位戦略コンサルティングファームの採用ポイント
【2】11月も開催決定！ケースインタビュー対策セミナー
【3】コンサルティングファームの給与情報をウェブに公開中！
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【1】Main topics ～ 上位戦略コンサルティングファームの採用ポイント
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当社のコンサルタントは、書面などでは伝わりにくい臨場感のある最新情
報を入手すべく、前線で活躍をされているマネージャークラスの方々と日々、
積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
先日は、ある外資系上位戦略コンサルティングファームの方（Ａ氏）とお
会いしました。そのファームでは、このマーケット状況の中、６月前半頃か
ら新しいプロジェクトの受注が増えはじめ、今はほとんどの社員が忙しくし
ていらっしゃるとのことです。確かに当社においても、採用を一時見合わせ
ていたコンサルティングファームから、募集再開のご連絡を頂くことが増え
てきたように感じられます。
（これから来年に向けて、コンサルティングファーム各社の採用活動が更に
活発化してくることを期待したいところです。）
今回Ａ氏より伺った興味深いお話の中から、採用における面接官としての
Ａ氏の視点について御紹介させていただきます。
Ａ氏はポジション上、中途採用の面接官を務める機会が多いのですが、応
募者を評価することの難しさを常に感じていらっしゃるそうです。人が人を
評価する以上仕方がないとも思いますが、Ａ氏の所属するファームでも、面
接官によって選考で重点がおかれるポイントが微妙に違う・・というのが実
際のところのようです。
そこで、Ａ氏が面接をする場合はどのようなことに重点をおかれているか、
だずねてみたところ、
「思考力・コミュニケーション力については一定レベルに達している前提で、
いかに自分の過去のキャリアを否定し腹をくくってチャレンジしてきている
か、に注目している」
との回答がありました。
いまさらですが、経営コンサルティングの仕事は、『前例のない難問に対
していかに速く斬新な発想の提案し、その実行をサポートするか』というも
のになると思います。Ａ氏のお考えは、「常に大企業の経営陣と接していく
経営コンサルティングファームでは、たかだか5～6年の社会人経験で身につ
けた知識では、例えその方の出身業界のプロジェクトだったとしてもそれを
売り物にすることはとても難しい。まして、若手コンサルタントの場合は特
定の専門領域を持たずに様々なプロジェクトに関わることになるから、なお
さらそれを活かすことは難しい。」というものでした。
若い方の選考においては特に、これまでの知識や経験を活かせるかどうか
ということではなく、新卒で何とか勝ち取った一流企業や高級官僚といった
キャリアを未練なく白紙に戻して、新しくキャリアをスタートさせることに
本当に腹をくくっているかどうか、が重要になるようです。
また、Ａ氏はこのようなこともおっしゃっておられました。
「今の時代は、数年後に何が起こっているか読みにくい。経済情勢激変の影
響を受けて会社がなくなってしまう、所属していた会社がライバルに買収さ
れてしまう、年金制度が変わり受給額が大幅に減ってしまう、など色々なこ
とがおこりうる。そのような中で、自分の5年先、10年先のキャリアプラン
を綿密にたてることにとらわれすぎては、柔軟性をなくし変化につぶされて
しまうかもしれない。今は常に不測の事が起きるものと考え、それを楽しめ
るような人が成長していくと思っている。」
Ａ氏は採用面接を行う中で、「これまで○○という経験をしてきた、それ
を△△に発展させて行きたい」という方に会うと、不安を感じることがある
そうです。
もしその通りに発展させるような機会が得られなかったらどうするのか、と。
採用面接でも、長期的なことを考える人よりも、とにかく目の前に起きてい
ることをがむしゃらに100％の力で突き抜けようとしている人に興味を持つ、
とおっしゃっていました。
外資系戦略コンサルティングファームの日本オフィスには、現在1000人程
のコンサルタントがいらっしゃいます。
『コンサルタントに向いている人物像』については、採用側のコンサルタン
トそれぞれに多種多様なお考えがあります。
今回ご紹介したお話はあくまでその一例となりますが、現場の温度感を少し
でも皆様にお伝えすることができていたら幸いです。
また何か面白いお話が聞けましたら、御紹介をさせていただきますね。
（担当コンサルタント：福永達也）
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コンサルティング業界へご興味をお持ちの方は、こちらより転職支援
サービスにお申込み下さい。
https://www.antelope.co.jp/recruiting_service.cfm
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【2】11月も開催決定！ ケースインタビュー対策セミナー
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毎回、多数お申し込みをを頂いております「ケースインタビュー対策 思考
力・対人力開発セミナー」が、11月にも開催決定いたしました。
戦略コンサル向けの思考力とは何か、コンサルティングファームで実際に行わ
れている選考方法を踏まえた、書籍からだけでは読み取れない情報が得られる
場として、参加者の方からも大好評です。
（前回は、参加者の方の熱意に応える形で２時間の延長講義となりました！）
皆様のお申込みをお待ちしております。
開催予定日時： 2009年11月7日（土）
場所： アンテロープキャリアコンサルティング株式会社 BUREX麹町
※6-10名での対話式セミナーとなります。
お申し込み者多数の場合は抽選を実施させて頂きます。
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詳細はこちら・・
http://www.antelope.co.jp/seminar/seminar.cfm?seminar_id=49
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【3】コンサルティングファームの給与情報をウェブに公開中！
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これまでホームページ掲載のご要望の多かった『コンサルティングファー
ムの給与』に関する情報を弊社ウェブサイト上にまとめました。
「外資系戦略コンサルティング」、「総合系・ＩＴコンサルティング」と
カテゴリーを分け、それぞれについて、アナリスト、コンサルタント、マネ
ージャー等の役職ごとに一覧できるようになっています。新卒で入社した際
の年齢幅の目安も掲載していますので、昇進のペースの目安として活用いた
だけます。
もちろん、各社によって実際のところは異なりますのであくまでも一般化
したものとしてご理解ください。
個別の詳細情報はご登録の際に行うキャリアミーティングにて、ご説明を
させていただきます。皆様のご登録をお待ちしております。
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コンサルティングファームの給与情報についてはこちら・・・
http://www.antelope.co.jp/consul_income.cfm
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発行元：アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
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編集責任者：神宮司雄介 / 上山昭穂
Copyright（C） 2007 Antelope Career Consulting Inc.
職業紹介 事業所許可番号 13-ユ-040484
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Antelope Summary Report
[Antelope Monthly Report No.22]上位戦略コンサルティングファームの採用ポイント
2009.09.25
