Antelope Summary Report

[Antelope Summary Report No.40]投資ファンドへの応募

2010.11.24

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Antelope Summary Report ≪No.40≫
~Short Report~

2010年11月24日(水)
アンテロープキャリアコンサルティング株式会社
http://www.antelope.co.jp/r.cfm?site=asr35

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【 Short Report by コンサルタント 山本恵亮 】

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あわせて、ご一読ください!


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┃★  投資ファンドへの応募
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 2010年も間もなく12月を向かえようとしていますが、投資ファンドの求人状
況は2009年と比較すると、多少の改善が見られました。
引き続きラージキャップの投資案件を対象とした外資系ファンドの募集は低
調ですが、ミッドキャップの投資案件が増加しているせいか、中規模案件に投
資するファンドでの募集が目に付くようになってきました。
銀行もこの規模の案件にローンをつけるようになってきたとも耳にしますし、
このまま投資ファンド市場が活発になっていくことを期待したいところです。

 とはいえ投資ファンド業界全体での景況は2007年頃と比較するとまだ厳しく、
募集があっても採用に至るのは極めて狭き門であることに変わりがありません。

 その様な中でよく質問を受けるのが、
「転職活動をするのは景気がはっきりと回復してからがよいでしょうか」
という趣旨のご相談です。

「悪い時期に応募するよりは、景気が回復し採用意欲が高まった時に応募した
ほうが、採用される可能性が高いのではないか」
「せっかく入社したファンドが撤退してしまうリスクもあるのではないか」
といった心配がご相談の背景にあるのだと思います。

 確かに応募のタイミングは悩ましい問題です。どの様に考えるのがよいので
しょうか。

 私は選考の難易度や景況感で転職活動開始の是非を決定するのではなく、ご
自身の価値観に合致する仕事と会社においてチャンスがあるのであれば、挑戦
すべきだ思います。
ただし、ご自身の価値観がどういったものなのか、深く考え抜いておくことが
大切です。

 その為には、単に日常的な考えや感情に向き合うだけでなく、例えば、中学
高校生時代にまで遡り、人生の節目でどの様な選択をしてきたのかを考えるの
も良い方法です。
高校時代の部活動ではいくつかのクラブから1つ選択したわけですし、大卒時
の就職活動でも、沢山の会社の中から今の会社を選んだはずです。そういった
意思決定にはご自身の価値観が詰まっています。その延長線上に今があり、何
らかの問題意識を持って、次のキャリアを考えている状況です。
この意思決定のストーリーを振り返れば、ご自身が大切にしている価値観が見
えてくると思います。

 その価値観に合致する仕事が、投資ファンドで実現出来ると確信した時。
さらに、そのファンドが人材を求めているとしたら、応募することを躊躇する
でしょうか。
志望理由もご自身にとって腹落ちしたものであると思います。
そして、この様な過程を経て深く覚悟をして入社するのであれば、将来どれだ
け大変なことがあっても踏ん張れるのだと思います。

 目先の環境や小手先の面接テクニックに拘るのではなく、自分が何に価値を
置いているのか、一度深く考えてみることをお薦めします。


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