転職成功体験記「不動産鑑定会社から外資系不動産コンサルティング企業へ」

不動産鑑定会社の不動産鑑定評価業務から、外資系不動産コンサルティング企業の不動産鑑定へ転職されたK・Dさん(30代)のご経歴や活動内容をご紹介いたします。アンテロープをお選びいただいた理由やご本人からのメッセージも、あわせてご紹介いたします。

K・Dさん(30代/男性)公立大学卒
BEFORE
[不動産鑑定評価業務]不動産鑑定会社
AFTER
[不動産鑑定]外資系不動産コンサルティング企業

K・Dさんは新卒で不動産会社に入社し、営業マンとして実績を残しながら並行して不動産鑑定士の勉強も進め、見事試験に合格されました。これをきっかけに不動産鑑定会社に出向し、鑑定業務の経験を積まれてきましたが、さらに専門性を高めていきたいとの思いからアンテロープにご相談にいらっしゃいました。

担当コンサルタント:渡邉

前職までのご経歴と、転職の背景にあった思いなどについて教えていただけますでしょうか。

K・Dさん

私は新卒で不動産会社に入社後、CtoCの不動産売買仲介営業マンを5年程経験し、働きながら不動産鑑定士試験の勉強を始めて2回目のチャレンジで論文式試験を合格。これを期に不動産鑑定会社で勤務して、3年の不動産鑑定業務と士業登録を経て、この度アンテロープの渡邉さんのお力添えのもとで転職活動を開始しました。

担当コンサルタント:渡邉

転職エージェントとしてアンテロープを選んだ理由をお聞かせください。

K・Dさん

アンテロープは不動産鑑定士の転職をサポートする専門的な情報網、転職支援ノウハウを持っていると考えたからです。不動産鑑定士は他の士業に比べて難易度の割に世間的にも認知度が低く、資格保有者の絶対数も少ないため、対応できる転職エージェントが限られています。大手の求人サイトにも登録していましたが、宅建保有者向けの求人が送られてきたりしていました。それに比べてアンテロープからは、不動産鑑定士向けの求人を的確に紹介してもらえました。

担当コンサルタント:渡邉

アンテロープのサービスで有益だと思われたのは、どんな部分だったでしょうか。

K・Dさん

時系列的に説明すると、渡邉さんとの最初の面談は2021年の1月でした。私の場合は転職時期は明確であったものの、具体的な転職先まではイメージできていない状態で渡邉さんとの初面談に臨みました。自分のやりたいことを伝えたところ、具体的な企業提案に加えて履歴書対策に英語を学習した方が良いとアドバイスをいただいたため、士業登録後の2~6月くらいはTOEICの学習に励みました。
TOEICの点数が700点後半レベルになった6~8月頃に履歴書・職務経歴書の作成を行い、渡邉さんに添削してもらいました。時間的に余裕ある段階で数回の添削をいただき作り込みを行えたことは、その後のタームで面接対策に集中できたという意味で大変有用でした。
9月から実際に企業への応募をスタートし、渡邉さんと相談して外資系不動産会社とFASにアプライしました。コロナ禍でしたので、面接はオンライン面接が中心でした。このタームでは渡邉さんには面接前の想定問答集の作成添削にご協力いただきました。アンテロープには不動産鑑定士の転職紹介実績があるため、鑑定士に合わせた各企業のテンプレ質問、面接傾向についてアドバイスいただけたかと思います。
良いご縁があり、10月に上記企業を含む複数の企業様から内定をいただけましたが、渡邉さんがスケジュール管理して下さったおかげで各企業の内定をほぼ同時期に獲得できたため、1週間ほどじっくり考える時間があったことも大変ありがたかったです。

担当コンサルタント:渡邉

転職を成功させ、次のフィールドではどのように活躍したいと思っていますか。

K・Dさん

アンテロープのお力添えのおかげで、無事に不動産鑑定士資格を生かしつつ外資系企業に就職することが出来ましたので、不動産鑑定士としてはもちろん、英語力をさらに高めて、グローバルに活躍できる不動産鑑定士になりたいと思います。

K・Dさんさんからのメッセージ

冒頭で書きましたが、不動産鑑定士の転職はやや特殊です。鑑定士の活動領域は独占業務である不動産鑑定業務だけではなく、捉え方次第では電鉄・デベロッパー・金融等々と、不動産に関連する幅広い業種に活躍できる可能性を秘めた資格です。この点を十分に認識してくれている転職エージェントに出会えないと、せっかく難関資格に合格したのに内容、条件ともに理想の就職が実現できなくなることになってしまいかねません。
実際私も(アンテロープには内緒で笑)大手転職サイトに登録してそちらのエージェント様ともお話ししましたが「K・Dさん(私)のご経験ではFASや外資系企業不動産は難しい、まずは会社を辞めてからTOEIC900点を取ることからスタートです」と複数社の方に本当に言われて、だいぶ困惑しました。結果的には無理だと言われた企業にアンテロープ経由で応募して内定を取れましたので、相談して本当に良かったと思っています。
最後となりますが、この文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。不動産鑑定士資格は私の人生を大きく変えた資格です。取得を目指す方も取得後に転職を目指す方も、ぜひ頑張って下さい!

この事例を担当したのは、
弊社コンサルタントの渡邉一也です

渡邉 一也/ Watanabe Kazuya
【経歴】
成蹊大学法学部卒。地域金融機関にて法人や個人顧客を担当。与信業務・受信業務を通じて10年にわたり地域の発展に寄与。その後、大手邦銀にて10年間、住宅ローンコンサルタントとして個人顧客ならびに業者向けセールスを行う。20年以上に渡り顧客に金融商品を提供しながら信頼関係の構築に注力してきた経験を、人財というもっとも重要なリソースをクライアントに提供することに注ぐべくアンテロープに参画。

【担当領域/実績】
銀行の金融市場部門、資産運用会社(アセットマネジメント)、不動産金融領域を中心に担当。金融業界でのキャリアをベースとしたネットワークで、幅広い年齢層の転職をサポートしている。
NIKKEI HR AGENT AWARDS 2019金融部門 受賞