VC(ベンチャーキャピタル)の面接対策
ベンチャーキャピタルの採用面接も他業界と同様に、自己紹介、志望動機、将来のキャリアに対する考えなどオーソドックスな質問がメインになります。ただし、ハイレベルな候補者が100人受けて1人入れるかどうか、という競争率の世界ですので、以下の点については相当な準備をして臨む必要があります。
1)VC業界およびベンチャーキャピタリスト業務への理解
業界へのリサーチの深さは、VC各社ともに重視するポイントです。関連書籍を読んだり、ホームページを隅々までチェックするのはもちろんのこと、人脈をたどって現役キャピタリストに話を聞く、あるいはそのVCが投資している新サービスを利用してみるといったように、あらゆる手段を駆使して業界についての知見を増やしていきましょう。
2)入社後に即戦力として何が出来るかを明確に
VCは基本的に、各分野に秀でたプロフェッショナルが集う少数精鋭の集団です。そこで必要とされるのはジェネラリストではなく、この問題ならこの人に任せておけば大丈夫、という専門性を持った人材です。ご自身が入社したらどんな専門性を発揮できるのか、投資先の事業開発なのか、広報マーケティング強化なのか、採用力の向上なのか。これまでの経験を土台に明確に語れるようにしておくことが大切です。
3)志望動機
ぼんやりとした憧れではなく、納得感のあるストーリーをもって志望動機を語ることがもっとも重要です。ベンチャーキャピタルは投資をしてリターンを得るというれっきとした金融の営みであるということを念頭に置いて、これまでのご自身の経歴と中長期的なキャリアゴールのあいだになぜVCが必要なのか、ということを論理的に説明できるよう整理しておきましょう。
かつてはVCに関する情報は世の中にあまり出回りませんでしたが、近年では著名なキャピタリストがSNSで自らメッセージを発信するなど、情報へのアクセスは容易になってきました。以下に挙げるサイトなども参考にして、業界についてのリサーチを十分行うようにしましょう。
NewsPicks…著名なキャピタリストや、VC投資先スタートアップの経営陣のインタビューなどがよく掲載されています。
TechCrunch Japan…テクノロジー領域に特化したスタートアップの紹介や、国内外のベンチャーキャピタルの記事を読むことが出来る情報サイトです。
J-startup…経済産業省が推進するスタートアップ企業の育成支援プログラム「J-startup」に選出されたユニコーン企業候補が掲載されています。
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監修:アンテロープキャリアコンサルティング この記事は、アンテロープキャリアコンサルティング株式会社が監修しています。 コンサル業界・金融業界への転職に役立つ情報を発信しています。 |