中央省庁の企画業務から、外資戦略系コンサルティングファームのコンサルタントへ転職されたM・Eさん(20代)のご経歴や活動内容をご紹介いたします。アンテロープをお選びいただいた理由やご本人からのメッセージも、あわせてご紹介いたします。
M・Eさんは中央省庁に勤める国家公務員として所管業界の課題に対して新たな解決策を提案し、検討を進めるなどの企画業務を経験されてきました。しかし自分の仕事が具体的にどんな影響を社会に与えたのかという手触り感が薄いこと、また1つのプロジェクトに一気通貫で関われないことなどにもどかしさを感じるようになり、民間へのキャリアチェンジを模索する中でコンサルティング業界に興味を抱くようになりました。
もともと日本社会の役に立つ仕事がしたい、という思いが強く、国家公務員として働いていました。公務員としてハード・ソフトの基盤を整備することも大切である一方、その土台の上での民間企業の活動があってこその日本社会だと考えるようになり、民間企業への転職を検討しはじめました。
転職活動でアンテロープを利用された経緯はどういったものでしたか?
民間企業に転職しようと思ったとき、どの業界を選ぶべきか悩んだのですが、業界問わず企業の決断のタイミングに立ち会い、同じ目線で物事を考え、実行段階までの並走もできるコンサルタントの仕事に関心を持ちました。そんな中で、外部の転職サイト経由でアンテロープの諏訪さんにお声がけいただき、コンサルに特化した形で転職活動をしっかりサポートいただけそうだと感じましたので、お世話になることにしました。
アンテロープのサービスで有益だった部分があれば教えていただけますでしょうか。
「コンサル業界にいきたい」と考えたはいいものの、そのためには何をどのようなステップで進めればいいのか、まったくわかっていない状況でしたので、まずそこから丁寧に教えていただき、転職に向けたロードマップを一緒に描いてくださった点が何より助かりました。また、事前の面接対策だけでなく、実際に面接本番が始まってからも、面接が終わるごとに振り返りや次回に向けた改善点の整理にもお付き合いいただけたのは、着実なステップアップにつながり、大変有益だったと感じています。
転職を成功させ、次のフィールドではどのように活躍したいと思っていますか。
転職はおそらくこれまでの私の人生の中で、一番思い切った決断だったと思います。未知の世界への不安な気持ちよりも、挑戦したいという気持ちが勝ったからこその決断でしたが、実際に転職してみて感じるのは、未経験の中途採用者という立場は決して楽ではないということです。ただ、苦労よりも新しい環境で得られる刺激や学びへの充実感の方が大きく、転職したことへの後悔は一切ありません。
私の場合は「転職する」と決断するまでが長かったです。今振り返ると、転職により失うことになりそうなものばかりを気にして、うじうじと悩み続けていたように思います。もちろん転職により失ったものがあるのも事実ですが、先述のとおり、今の環境だからこそ得られる刺激や学びに何より満足しているので、失ったものに意識がいくことはほとんどありません。失うことへの恐れを捨てて転職する決断をしたこと、本当によかったと思っています。同じように悩まれている方は「失うかもしれないものは本当に自分に必要なものなのか」「転職によって得たいものは何なのか」を改めて自分自身に問いかけてみていただけたら、前進できるかもしれません。ご参考になれば幸いです。
この事例を担当したのは、
弊社コンサルタントの諏訪夏樹です
早稲田大学法学部卒。新卒で日本IBMに入社し、コンサルタントとして製造業をクライアントとしたシステム導入案件を複数推進。その後人材業界にキャリアチェンジし、人材エージェントでコンサルティング業界への転職支援を中心に経験する中で、より個人の長期的なキャリア支援に従事したいという考えからアンテロープキャリアコンサルティングに参画。
【担当領域/実績】
“戦略”・”デジタル”がキーワードで、外資戦略ファームと総合ファームのデジタル部門に多数のサポート実績あり。戦略コンサル向けのケース面接対策も一定の評価を候補者様より頂いている。ポストコンサルの転職支援においても、AIやDXを軸としたスタートアップや大手事業会社への支援を強みとしている。
前職までのご経歴と、転職の背景にあった思いなどについて教えていただけますでしょうか。