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Antelope Monthly Report
No.5 2008年4月11日(金)
アンテロープキャリアコンサルティング
http://www.antelope.co.jp/
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各位
Antelope Monthly Reportでは、金融版とコンサルティングファーム版と
を交互に、月1回のペースで魅力的なポジション、ジョブマーケットの情報
をレポートしています。今号は、金融版です。
[INDEX]
【1】Close up Information 1 ~ アセットマネジメント業界
【2】Close up Information 2 ~ ヘッジファンド業界
【3】金融機関在籍者向け BCGセミナー開催 予定
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【1】Close up Information 1 ~ アセットマネジメント業界
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今回は、投資信託、投資顧問を中心としたアセットマネジメント業界の
最近の転職マーケットについて、コメントをしていきたいと思います。
今のところ、採用活動においては外資投資銀行のようにサブプライムの
影響は少なく、特に大きなリストラには至ってはいません。ただし、実際の
運用においてはここ数ヶ月、直接的に影響を受けており、運用担当やアナ
リストのポテンシャル採用はほとんどありません。とはいえ引き続き、各
企業とも経験者を採用したいという意向はあり、採用活動は行っています。
全般的な傾向としては、これまで以上にオルタナティブ投資への関心が
高まっている傾向がみられます。この傾向は、海外からヘッジファンドや
ファンドオブファンズが日本に新たにオフィスを立ち上げ、そこからの求
人依頼が増えていること等からも感じられます。ちょうど今月初に参加し
たPEやVCに関するフォーラムにも多くのアセットマネジメント企業のプラ
イベートエクイティ部(機関投資家としてプライベートエクイティに投資
をするチーム)の方が多く参加されており、関心の高さが伺えました。
具体的な求人として多いのは、投信であれば、金融機関へのマーケティン
グを担うプロモーションマネージャーや投信計理等のポジションが挙げられ
ます。ファンドマネージャーやアナリストはピンポイントの求人、例えば、
外国債券のファンドマネージャー経験者や中小型株のアナリスト経験者の
ポジションが多いと言えます。
セルサイドからバイサイド、ミドル・バックからフロントへ、といったご希望
を持たれている方の場合、親和性の高い経験をアピールしつつ、例えば、
自己啓発で英語力を高められたり、証券アナリストの資格を取得されたり、
と熱意を形にしたものがあると、選考初期段階には有効に作用します。
【ポジション情報】
アセットマネジメント各社への転職にご興味をお持ちの方は、
こちらより転職支援サービスにお申込み下さい。
https://www.antelope.co.jp/recruiting_service.cfm
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【2】Close up Information 2 ~ ヘッジファンド業界
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まだ「投資ファンドに行きたい」というご登録者の方が多数派ですが、
ここ2~3年ヘッジファンドのポジションを求めて、弊社にご登録いただく
方もじわじわと増えてきています。
弊社でもこれからのキャリアの潮流の1つであると見ており、押さえて
おくべき分野として、注力してリサーチをしています。ただ、バイアウト
ファンドと比べても情報が少なく、思うようにポジションや企業について
の情報が集めることが難しい業界です。
現在、お取引いただいているヘッジファンドも既存のクライアントからの
紹介や以前にご登録をいただいた候補者の方が自己ルートでご入社され、
弊社にお声がけをいただいた、という企業が大半です。例えば、バイアウト
ファンドの場合、外資系のファンドが日本に上陸する、投資案件が実行され
た、といったニュースリリースからアプローチをして、候補者の提案をさせ
ていただく、という流れもありえるのですが、ヘッジファンドの場合、この
アプローチはほとんどありません(投資ファンドも実際には、既存の登録者
や別の企業のご担当者から紹介いただくというケースがほとんどです)。
最近も投資銀行でヘッジファンドをクライアントとする部門の方からのご
紹介やヘッジファンドのリサーチ会社からグローバルで運用をしているヘッ
ジファンドをご紹介いただくことが続けてありました。
具体的な求人動向ですが、多くの方が希望される、実際に運用判断をする
ポジションはバイアウトファンドのポジションと同様に相当ハードルが高い
です。運用担当者は既におり、そこにリサーチのポジションや日本国内の投
資家対応ポジションの求人依頼をいただくことが多いです。求められる経験
は、ファンドの運用戦略によって様々ですが、クオンツとしてのモデル開発
経験やM&Aアドバイザリー部門でのファイナンシャルモデルを回していた経験
は評価されやすいご経験です。
正確な数字は不明ですが、日本にも400前後のヘッジファンドが運用して
いるという情報があります。それら大半のファンドは投資銀行や証券会社、
既存のヘッジファンドで経験を積んだ方が2~3名で独立をされるケースが
多く、運用担当者は充足しているといった状況です。また、グローバルで
運用しているファンドの場合、税制等の問題から運用自体は海外で行い、
日本国内では、ファンド向けのアドバイザリー会社という位置づけで運営
されているファームがほとんどのようです。
米国のトップMBAスクールでは、投資ファンドや投資銀行よりもヘッジ
ファンドが、人気業界になっているという話も聞きますので、今後、日本
でもより注目が集まると同時に、優秀な方が集まる業界になっていくもの
と予想されます。
【ポジション情報】
ヘッジファンド各社への転職にご興味をお持ちの方は、
こちらより転職支援サービスにお申込み下さい。
https://www.antelope.co.jp/recruiting_service.cfm
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【3】BCGセミナー開催 予定
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戦略コンサルティングファームのボストン・コンサルティング・グループ
が弊社登録者の金融機関の業務経験者を対象に現役コンサルタントとの
座談会を開催することが決まりました。
特に現時点ではコンサルティングファームを志望しておらず、投資銀行や
投資ファンドを目指している方に対して、BCGでの経験が将来のキャリアに
どのようなインパクトを提供できるか、といった観点からBCGの業務について
現役コンサルタントとの情報交換ができる座談会を予定しています。
詳細の日時や内容については、弊社にご登録をいただいている方へ順次
ご案内をさせていただきます。5月中に2回程度の開催を予定していますが、
各回数名程度のため、希望者多数、抽選になることが予想されます。予め
ご了承下さい。
なお、弊社では随時、コンサルティングファームに関する情報提供の場を
設けております。投資ファンドを志向されている方でもキャリアパスとして、
戦略コンサルティングファームでの経験が活きる場合がありますので、選択
肢の1つとして、ご検討なされてみてはいかがでしょうか。
戦略コンサルティングファーム 上位ファームの面接対策 転職相談会
詳細は・・・
http://www.antelope.co.jp/seminar/seminar.cfm?seminar_id=12
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編集責任者:神宮司 雄介
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