オフィス移転

2013-09-25 執筆者:小倉 基弘

2005年8月に麹町のオフィスに移転して8年強が経ち、町にもすっかり馴染んできたところですが、来週、9月30日(月)より日比谷公園に隣接している富国生命ビル15Fに移転することになりました。

麹町は近くに住宅地もあり落ち着いていて便利な場所でしたが、日比谷は私たちのクライアントに近く、またキャンディデイトの方々にとっても気軽に訪れやすい場所になると思います。実際、同じビル内に入居されているクライアント、キャンディデイトの方々も少なくありません。

景観も良く、窓からは日比谷公園、皇居に続いて大手町のパレスホテル近辺までが一望できます。一息ついて外を見た時に隣のビルが見えるのではなく、緑豊かな景色が望めるのは有難いことです。

今回の移転は、今後の増員に備える意味もありますが、私たちの提供しているプロフェッショナル向けサービスのイメージに合うオフィスに近づけることや、アンテロープのメンバーが快適に働くことができ、生産性を上げられるような環境作りも意識したものです。

日本オフィス学会のオフィス生産性評価研究部会の報告によると、ビジネスパーソンは組織的満足、個人的満足、社会的満足、そしてオフィス環境に対する満足によって能力や仕事へのモチベーションが向上するそうです。さらに、優秀な人材ほど仕事の成果による自己実現を望んでおり、「働くために最も効率のいい場所を選択して働く」ことで満足感、幸福感を得ようと考えているそうです。

私たちも、サービスの提供対象であるプロフェッショナルなビジネスパーソン同様、長期間に渡って日々仕事に没頭し、それを通して自己成長をしていくことに生きがいを感じています。日によっては1日12時間から14時間程度働き、必要とあらば土日も仕事をしています。睡眠時間を除けば、実際にはオフィスで過ごす時間は家で過ごす時間よりも長く、メンバーと過ごす時間は家族と過ごす時間よりも多くなっています。この多くの時間を費やす職場環境の善し悪しが、そこで働く人々のモチベーションに大きく影響しているのだと思います。

今回の移転をきっかけに更にメンバー全員の生産性が上がり、組織が成長し、結果としてクオリティの高いサービスを社会にもっともっと多く提供できるようにしていきたいと強く願っています。

最後に、このような素晴らしいオフィスに移転できることをクライアント、キャンディデイトの方々、また各種ご協力いただいている企業の方々、そしてアンテロープのメンバー全員に感謝いたします。

代表取締役小倉 基弘 / Motohiro Ogura
【経歴】
上智大学法学部卒。日興證券(現SMBC日興証券)を経て90年、建築関連のビジネスを起業。約7年のベンチャー経営後、プロフェッショナルのキャリアデザインに関連するビジネス創造を目指して、人材エージェントにてコンサルタントを4年間経験。2002年、「野心と向上心を持ったプロフェッショナル」に対してチャレンジングな機会提供を行う目的でアンテロープキャリアコンサルティングを設立。同社は投資銀行、プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、アセットマネジメント、不動産ファンド及びコンサルティングファームのフロント人材の長期的なキャリアデザインを支援している。07年アンテロープの共同創業者の増井慎二郎氏とオープンワーク(株)(旧(株)ヴォーカーズ)設立にも関わる。

【担当領域/実績】
専門は投資銀行、PE投資ファンド、投資先企業マネジメントポジション、不動産ファンド。