コアバリューによる自己評価、メンバー評価

2008-06-30 執筆者:小倉 基弘

現在、アンテロープでは半期(6月、12月)に一度、コアバリューによる自己評価、メンバー評価を行っています。

この目的は

・コアバリューをANTELOPEの価値観として組織に浸透させる。

・自己評価、メンバー評価によるフィードバックを受けることにより、コアバリューに沿った行動がとれているか、自己認識を深める。

・メンバーのポジティブ面、ネガティブ面をしっかりと指摘することでメンバーの成長をサポートする。

の3点です。

現状のアンテロープのコアバリューは大きく2つあり、

・Candidate First

・Professionalism

です。

さらにProfessionalismが以下の3つの項目から構成されています。

・他者への尊重

・パフォーマンス

・規律

最終的な評価項目はそれぞれ(Candidate First、他者への尊重、パフォーマンス、規律)が1つから8つ程度に分類されており、それぞれについて自己評価、メンバー評価を行います。

長期的に組織が成長していくためには、その組織に強い価値観があり、それが構成メンバー全員に信奉されているものです。

私たちは

・個人の長期的なキャリアデザインを大切にしたいと考えています。:Candidate First

・ANTELOPEのメンバー全員、キャンディデイト、クライアントを尊重して職務を遂行していきたいと考えています。:他者への尊重

・長期的に成長していくために、卓越したサービスを提供し、充分なパフォーマンスを発揮していきたいと考えています。:パフォーマンス

・組織の基盤はインテグリティ、規律によって支えられていると考えています。:規律

これらのことが組織のメンバー全員に理解され、実践されることにより、良い文化が醸成され、企業が長期に渡り繁栄していく礎となると信じています。評価方法そのものは、まだ改善余地を残していますが、それについても少しずつ改善していきたいと考えています。

代表取締役小倉 基弘 / Motohiro Ogura
【経歴】
上智大学法学部卒。日興證券(現SMBC日興証券)を経て90年、建築関連のビジネスを起業。約7年のベンチャー経営後、プロフェッショナルのキャリアデザインに関連するビジネス創造を目指して、人材エージェントにてコンサルタントを4年間経験。2002年、「野心と向上心を持ったプロフェッショナル」に対してチャレンジングな機会提供を行う目的でアンテロープキャリアコンサルティングを設立。同社は投資銀行、プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、アセットマネジメント、不動産ファンド及びコンサルティングファームのフロント人材の長期的なキャリアデザインを支援している。07年アンテロープの共同創業者の増井慎二郎氏とオープンワーク(株)(旧(株)ヴォーカーズ)設立にも関わる。

【担当領域/実績】
専門は投資銀行、PE投資ファンド、投資先企業マネジメントポジション、不動産ファンド。