アンテロープの行っていること

2011-02-28 執筆者:小倉 基弘

今、アンテロープで行っている仕事は社会的な定義で表せば「職業紹介事業」ということになり、世間一般に流布している言葉で言えば「人材紹介」「ヘッドハンティング」という表現になります。

こういった表現では私たちが真に行いたいと思っていることは伝えられません。

アンテロープで行いたいこと、現状、すべてではないですが行えていることを敢えて表現すれば「自己実現のための機会提供を行い、人々の人生を充実したものにする」ということなのです。

仕事を通して人生を充実したものにしたい、自己実現したい、という向上心溢れる人たちに対してチャレンジングな機会を提供していきたいのです。

現代のビジネスパーソンは自分自身のキャリアデザインに自己責任を持っています。自分自身の強み、弱みを認識し、自分の能力を伸ばしていくことが必要です。ある時期、ある組織で働き、様々な機会の中で成果を出し能力を伸ばす。その組織に自己の能力を伸ばす機会がなくなれば、リスクを取って次の機会を探していくのです。

私たちはそういった向上心溢れるビジネスパーソンがチャレンジングな機会をつかむために働いているのです。

時には(リストラ等によって)困っている人に機会提供することもありますが、本来は上記に述べたことが私たちの仕事になるのです。

成長を続けていく人たちは、提供させていただいた機会の中で、更に成果をあげることによって新しい能力を開発し、新しいスキルを身につけ、自己実現に向かって一歩一歩近づいていきます。時には厳しい局面に遭遇するかもしれません。景気の波に呑み込まれるような経験をするかもしれません。人間関係で大きな壁に当たるかもしれません。そういったものを乗り越えて人は力をつけていくものだと思います。

現状に留まること。これが一番の後退の原因なのです。

チャレンジングな仕事をつかみ、それを克服することによって能力を高め、人生を充実したものにする。そういった機会提供をしていきたいと考えています。

代表取締役小倉 基弘 / Motohiro Ogura
【経歴】
上智大学法学部卒。日興證券(現SMBC日興証券)を経て90年、建築関連のビジネスを起業。約7年のベンチャー経営後、プロフェッショナルのキャリアデザインに関連するビジネス創造を目指して、人材エージェントにてコンサルタントを4年間経験。2002年、「野心と向上心を持ったプロフェッショナル」に対してチャレンジングな機会提供を行う目的でアンテロープキャリアコンサルティングを設立。同社は投資銀行、プライベートエクイティ、ベンチャーキャピタル、アセットマネジメント、不動産ファンド及びコンサルティングファームのフロント人材の長期的なキャリアデザインを支援している。07年アンテロープの共同創業者の増井慎二郎氏とオープンワーク(株)(旧(株)ヴォーカーズ)設立にも関わる。

【担当領域/実績】
専門は投資銀行、PE投資ファンド、投資先企業マネジメントポジション、不動産ファンド。