EYトランザクション・アドバイザリー・サービス

第4回:幅広いテーマの案件、待たずに自ら取りにいく意識で

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奥山 浩平 VME(バリュエーション、モデリング アンド エコノミクス)マネジャー
PROFILE

早稲田大学政治経済学部を2009年に卒業後、商社系石油開発会社に入社。経理部にて上流資源開発JV案件の事業投資管理や、新規プロジェクトのモデリング・評価などの業務に携わる。その後5年間のカナダ駐在を経験し、帰任のタイミングで2018年にEYTASに転職。VMEチームに所属し、中心メンバーとして活躍中。

目次
  1. -石油開発会社で得たスキルをさらに高めるためEYTASへ
  2. -モデリングは頭脳勝負。将棋の面白さにも近い
  3. -働きやすい環境で自ら知見を深めていく
石油開発会社で得たスキルをさらに高めるためEYTASへ
「EYトランザクション・アドバイザリー・サービス(EYTAS)」インタビュー特集の第4弾です。今回はVME(バリュエーション、モデリング アンド エコノミクス)チーム所属の奥山様にご登場いただき、部門の概要や事業会社からコンサルタントへ転身する際の心得などをお聞きしました。
まずはこれまでのご経歴をお聞かせいただけますでしょうか。
奥山
大学卒業後に商社系の石油開発会社に入り、本社で財務経理ならびに計数管理を担当しました。石油開発においては、海外の石油メジャーや政府系石油会社とJV(ジョイントベンチャー)を組むことが多く、そのJVに出資するSPC(特別目的会社)の管理業務(会計・税務・財務)を一通り担当していました。また、それらと並行して新規事業開発部にも所属し、新しい案件を検討する際に契約書などからモデルを起こし初期的な事業評価も行っていました。その後、会社がカナダにおけるシェールガスの案件を獲得し、LNG(液化天然ガス)化するプロジェクトがあり、カナダに5年間駐在しました。駐在を終えた後、2018年にEYTASに入社したという経歴です。
前職からEYTASに転職されたのは、どういう理由だったのでしょうか。
奥山
担当していた仕事柄、バリュエーションやモデリングには一定の知識と高い関心がありました。会計であれば減損、税務であればキャピタルゲイン、財務であれば投資判断等、どの分野においても、議論が深まっていくと最終的にはバリュエーションやモデリングに行きつくという感覚を持っていました。前職ではそうしたプロセスはBig4をはじめとする財務コンサルティングファームに外注していたわけですが、この分野でのスキルを更に高めたいと思ったことが転職を考えたきっかけです。また、環境意識の高まりにより、オイル&ガスといった石化燃料業界を取り巻く環境が大きく変化していることもあり、業界に偏ることなく自分自身の専門性によるキャリアを追求していけるポジションに就きたいと考えたこともきっかけの一つです。
ありがとうございます。では続いて、VME(バリュエーション、モデリング アンド エコノミクス)がどのような部門なのか教えていただけますでしょうか。
奥山
VMEというチームは、もともとはVBM(バリュエーション アンド ビジネスモデリング)という名前でしたが、1年ほど前にE(エコノミクス)が追加され、更に幅広いビジネス展開をしています。「V:バリュエーション」というのはご存じのように価値評価です。静的に、ある時点のモノの価値を様々な評価手法を用いて数値に表します。モノといっても色々あって、株式だけではなく、動産・不動産、無形資産、金融資産などが含まれます。また、評価目的も、取引目的から会計・税務目的のものまで多岐にわたります。一方、「M:モデリング」はより動的なもので、プロジェクトや事業における状況が変化した時に、経済性がどう変化するのかということを動的に検証することを目的とし、カスタマイズして作成したExcelモデルをお客様にツールとしてご提供します。最後の「E:エコノミクス」の部分はEYグローバルにおいても新しい領域です。より広いマクロな視点から、またより深いアカデミックな視点から、従来VBMでは捉えることができなかった新たな知見を提供することを標榜しています。例えばオリンピックを誘致したら、それによってマクロな社会経済にどういったインパクトがあるのかを数字で示すこと(例えば経済波及効果等)や、最新の経済学に基づくマーケティング手法の効果をアカデミックに数字で表すといったものです。チーム体制は徐々に強化されており、従来の機能との相乗効果で日本市場において新しい付加価値を提供することを目指しています。
所属メンバーの方々は、具体的にどういった業務を手掛けているのでしょうか。
奥山
チームの担当業務は先に申し上げたV、M、Eそれぞれの領域に大別され、各自が専門分野を持ちます。私の場合はモデリングが主業務です。一方で私の場合でも、モデリング業務で作成したキャッシュフローを基に、バリュエーションもそのまま手掛ける、というような業務展開もあり、各人がひとつの主軸領域を持った上でその他の領域も横断的に手掛けていくという働き方になっています。スタッフレベルにおいては、より領域横断で経験を積み、職階が上がるにつれ専門領域に特化していくようなキャリア形成が意識されています。

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企業プロフィール

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グローバルネットワークを有するアーンスト・アンド・ヤング(EY)のメンバーファームであり、M&Aトランザクション支援を中心とした企業の成長戦略策定のためのコンサルティングサービスを提供している。世界中に約20,000人のプロフェッショナルを擁し、EYのTASプラクティスの日本拠点として、戦略コンサルティング、市場調査、M&A戦略の立案、M&Aトランザクションの実施、買収後の統合支援、組織改革、リストラクチャリングまで幅広いサポートを提供している。

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