日本グロース・キャピタル

第2回:企業投資のプロとしてもっとも成長出来る環境がある

日本グロース・キャピタル
佐久間 亮輔 ヴァイスプレジデント
PROFILE

京都大学大学院工学研究科を修了後、2014年にみずほ銀行に入行。大企業向け営業活動やM&A業務などに携わった後、みずほ証券投資銀行本部に出向。不動産セクターにてカバレッジ業務、IPO、エクイティファイナンス等のエグゼキューション業務を手掛ける。2020年より日本グロース・キャピタルに参画。

目次
  1. -工学研究科からメガバンク、証券を経てGCJへ
  2. -VPでもキーメンバーとして投資先企業の意思決定に携わる
  3. -実績を重ねることで、ファンドへの事業承継の普及に貢献したい
工学研究科からメガバンク、証券を経てGCJへ
国内中小企業向け投資に特化した独立系PEファンド「日本グロース・キャピタル(GCJ)」インタビューの第2回目です。今回はメガバンク、証券会社を経てGCJに入社された、ヴァイスプレジデントの佐久間様にご登場いただきます。若い年次であっても大きな裁量を任されるというGCJでの働き方や、仕事の面白さなどについてお話しいただきました。
はじめに自己紹介をお願いします。
佐久間
学生時代は京都大学大学院の工学研究科にて、上下水道用の膜処理技術や下水処理場の処理能力等に係る分析・研究に携わりました。2014年にみずほ銀行に入行後、鉄道業界や旅行業界の企業を担当する営業部署に3年半在籍しました。通常の銀行業務に従事するとともに、みずほ証券も兼職しており、投資銀行業務にも携わりました。その後、みずほ証券の投資銀行本部に出向になり、不動産業界、J-REITの企業を担当するセクターに配属されました。みずほ証券では、営業担当として従事(カバレッジ業務)するとともに、IPOやエクイティファイナンス等のアドバイザリー業務といったエグゼキューションも担当しました。
工学研究科から銀行に入るというのは、珍しい就職先ではないですか?
佐久間
研究室のメンバーの多くは研究に関連する企業に就職したので、珍しいと思います。私も元々は研究者を目指していましたが、いくつかの企業との共同研究に携わる経験の中で、与えられる研究テーマの基になる企業の意思決定や事業運営に興味が移っていきました。経営や事業運営に近い環境で仕事したいと思う一方、そのようなキャリアは幅広にある中、理系出身で数字や分析力には強いという自覚もあったので、強みを生かせそうな金融業界を選びました。その中でも、商業銀行と投資銀行のキャリアに興味をもったのですが、その両方のキャリアを兼職できる制度のあったみずほ銀行に入行しました。
入社後、系列の証券会社に出向して投資銀行業務も経験し、いよいよPEファンドを目指すことになるわけですが、それはどんな思いからだったのでしょうか。
日本グロース・キャピタル佐久間氏インタビューカット1
佐久間
金融をキャリアの軸に考えつつも、経営や事業運営に携わりたいという思いが強くなったからです。みずほでのキャリアを通じて様々な顧客や案件に携わった経験や知見を活かして、今後も金融業界に身を置きたいと考えていた一方、商業銀行、投資銀行での業務を通じて、当初より望んでいた経営の意思決定や事業運営に携われていないと感じたことがきっかけです。アドバイザリーという立場なので、直接意思決定に携われないこともありますが、アドバイザリーの立場も分業制で案件に一気通貫して携われないことについても物足りなさがありました。例えば、担当顧客からM&Aニーズがあれば、初期的な検討は営業担当が主に対応しますが、案件が本格化すればM&Aアドバイザリー部門が主導権を取る形になり、一気通貫でアドバイザリーの役割を果たせないことが挙げられます。金融業界に属しながら、経営にも直接携わるPEファンドのキャリアが今の自分にベストな選択と考え、PEファンドのみに絞り、転職活動を始めました。
たくさんあるPEファンドの中で、最終的にGCJを選んだ理由を教えてください。
佐久間
GCJには、企業投資のプロとしてもっとも成長できる環境があると感じたことが一番の理由です。私はアンテロープから紹介を受けてGCJに入社したのですが、応募前にGCJの特徴等、細かく情報をいただけました。GCJは他のファンドのスモールキャプのバイアウドチームのメンバーがスピンアウトして2018年に設立されたのですが、前身時代も含めると50件以上の資本提携実績があることから、入社後に多くの案件に携わることができると考えました。実際に2020年の投資実績は、資本提携先からの追加買収案件(俗にいう「ロールアップ」)含めて10件以上あり、かなり多くのディールフローがありました。また、投資チームとバリューアップチームに分かれているファンドも多い中、GCJでは案件のソーシングからエグジットまでを担当者が一気通貫で携わることも魅力的でした。さらに、中小企業を対象とした投資ファンドであることから、1案件あたりの担当人数が必然的に少人数になるので個人の裁量が大きいことも、私自身の志向に合うと感じました。入社して1年経過しましたが、企業投資のプロとして非常に成長できたのではないかと自負しております。

企業プロフィール

日本グロース・キャピタル

国内中小企業との資本提携・M&Aに特化し、事業承継と持続的な発展をハンズオンでサポートするユニークなPEファンド。もともとは日系バイアウトファンドACA株式会社のスモールキャップチームだったが、2018年に独立。以来、圧倒的な投資実行件数と蓄積したノウハウで、中小企業向け投資の領域では他の追随を許さない存在となっている。現在は2019年にクローズした4号ファンド(140億円)を運用中。

当サイト内の日本グロース・キャピタル 企業情報も、ぜひご覧ください。

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