日本サーチファンド
相馬 千太郎 専務執行役員
PROFILE
2002年に大和証券エスエムビーシー(現大和証券)、2006年から日興シティグループ証券(現SMBC日興証券)にて、上場企業の資金調達やIPO、M&Aアドバイザリー等の投資銀行業務に従事。その後、国内大手銀行や政府系金融機関、大手証券会社のグループ企業において、一貫して日本企業へのプライベート・エクイティ投資を通じた成長支援に携わる。2025年1月から日本サーチファンドに参画。
目次
- -激化する投資競争のなかで見出したサーチファンドという選択肢
- -新しい経営者=サーチャーを育成するアクセラレーター型のモデル
- -現状を打破し地方企業の生産性を高めるための挑戦
激化する投資競争のなかで見出したサーチファンドという選択肢
地域金融機関との連携を通じて、その地域のニーズに合致したサーチファンドを設立・運営しているのが「日本サーチファンド」です。優秀な経営者人材の発掘と育成をサポートすることにより、「地域の人材不足」と「経営者育成」という2つの課題の解決を目指す同社について、PEファンドからキャリアチェンジして参画された相馬様にお話をうかがいました。
自己紹介をお願いできますでしょうか。
相馬
新卒で当時の大和証券SMBCに入社しまして、投資銀行業務からキャリアをスタートさせました。主に資金調達を4年ほど経験してから日興シティグループ証券に転職し、そこで資金調達に加えてM&Aアドバイザリー業務にも携わりました。その後、みずほコーポレートアドバイザリー及びみずほキャピタルパートナーズ(現MCP)でアドバイザリーと投資業務の両方を経験し、よりキャリアを投資に移していきたいという思いから、DBJ投資アドバイザリーと野村キャピタルパートナーズでPE投資に10年以上従事しました。2024年に人材エージェントの方から日本サーチファンドの立ち上げの話をお聞きしまして、そのポテンシャルを魅力に感じ2025年1月からジョインさせていただいたという経歴になります。
ご入社を決めた理由は、前職までのPEファンドでは出来なかったことが出来るという期待でしょうか。
相馬
そもそもサーチファンドという仕組みについては、名前を知っているくらいで知識はほとんどありませんでしたが、ミドルキャップPEの投資機会が過当競争になってきているという感覚を持っていたこともあり、スモールからマイクロキャップに投資するサーチファンドは面白そうと思ったのが最初のきっかけです。加えて、私自身が地方創生に興味があったため、地方の中堅・中小企業の成長に貢献できるという点も魅力に感じました。
ここで改めて、サーチファンドとは何かということをご紹介いただけますでしょうか。
相馬
もともとアメリカのスタンフォード大学MBAの教授が提唱したと聞いていますが、MBAを卒業した方が自ら起業するのではなく既存企業を買収して経営を担うという、ETA(アントレプレナー・スルー・アクイジション)と言われている取り組みがあります。MBAで経営ノウハウは学んだものの実際のマネジメント経験が不足している方が、企業を買収して自らトップとなり再成長をリードしていくわけですが、まずは見込みのある企業を探す作業が必要になります。
アメリカでは、およそ2年間といわれているそのサーチ期間の活動資金を、自分で投資家から集めるのが一般的です。一方、日本はアメリカと比べて投資家層が薄いため、サーチ活動資金の調達が困難です。そこで、あらかじめファンドレイズを行って資金調達の部分をGPが代行し、サーチャーと呼ばれる経営者志望の方々の活動を支援するというスタイルが日本では普及しています。前者の方式をトラディショナル型、後者の方式をアクセラレーター型と呼びますが、当社はアクセラレーター型のサーチファンドとなっています。サーチ期間の資金提供はもちろんですが、買収のエグゼキューションの局面ではデューデリジェンスなどでもサポートを行います。
アメリカでは、およそ2年間といわれているそのサーチ期間の活動資金を、自分で投資家から集めるのが一般的です。一方、日本はアメリカと比べて投資家層が薄いため、サーチ活動資金の調達が困難です。そこで、あらかじめファンドレイズを行って資金調達の部分をGPが代行し、サーチャーと呼ばれる経営者志望の方々の活動を支援するというスタイルが日本では普及しています。前者の方式をトラディショナル型、後者の方式をアクセラレーター型と呼びますが、当社はアクセラレーター型のサーチファンドとなっています。サーチ期間の資金提供はもちろんですが、買収のエグゼキューションの局面ではデューデリジェンスなどでもサポートを行います。
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企業プロフィール
日本サーチファンド
経営者を目指す個人(サーチャー)が投資対象となる企業を探し出し、自ら承継先の経営に携わるというサーチファンドの枠組みを用いて、人材不足や後継者難に悩む地方の中堅・中小企業の再成長を支援する、日本M&Aセンターの100%子会社。すでに南九州、北陸、北海道でファンドが立ち上がっており、今後も対象地域を順次拡大していく。
当サイト内の日本サーチファンド 企業情報も、ぜひご覧ください。
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