株式会社メルペイ

第1回:まったく新しい「良い金融」を作ろう

株式会社メルペイ
辻木 勇二 Yuji Tsujiki 株式会社メルペイ取締役兼新規事業責任者
PROFILE

大学卒業後、東京銀行(現三菱UFJ銀行)に入行。支店業務を経てストラクチャード・ファイナンス、協調融資業務などを経験。その後アジア開発銀行勤務を経て、財務省国際局に入省。地球環境問題・気候変動対策を推進する基金の拠出運営に携わる。2013年にグリーに転身し、住まいメディア「LIMIA」などの新規事業を立ち上げる。2016年にヤフーに移り金融事業に取り組んだ後、2018年にメルペイに参画。

目次
  1. -銀行→国際機関→官僚→IT企業、そしてスタートアップへ
  2. -ユーザーを囲い込むのではなく開かれたエコシステムを目指す
  3. -ゼロベースで新しい金融を作れるチャンスがある
銀行→国際機関→官僚→IT企業、そしてスタートアップへ
創業から5年でユニコーンと目されるまでに急成長し、2018年にマザーズ上場を果たしたメガベンチャー「メルカリ」。世の中のお金の流れを、もっと身近で簡単なモノにするため、新たな金融サービスを提供するべく設立されたのが、100%子会社のメルペイです。今回は非常にユニークなキャリアを経て現在はメルペイで新規事業開発をリードされている、取締役の辻木様にお話をうかがいます。
まずは、辻木さんのご経歴からお伺いできますでしょうか。
辻木
高校生の時から南北問題に興味があって、発展途上国で暮らす人々の役に立ちたいという思いがあり、大学では開発経済を勉強しました。いつかは国連や世界銀行で働きたいという夢を抱きつつ、新卒では外国為替を専門にしていた東京銀行に入りました。支店勤務の後、入社2年目からインド政府向けのシンジケートローンを担当するようになり、2年間の留学を経てストラクチャード・ファイナンス部に配属されました。中国の石炭火力発電所や中東の高架鉄道などのプロジェクトへの融資を経験する中で、34歳の時にフィリピンに拠点があるアジア開発銀行(ADB)への出向を命じられました。そこでようやく高校以来の願いがかなって、ベトナムやカンボジア、ラオスといったメコン地域の国々のインフラ開発を手掛けることが出来ました。約6年間ADBに在籍した後に帰国することになったのですが、その時たまたま財務省の国際局が人材を募集していると耳にして財務省に転職することにしました。チャレンジングな選択だとは思いましたが、私の専門性を生かせるプロジェクトにも恵まれ、結局3年半ほど財務省で働きました。

一方、アジア勤務のころは、iPhone3が発売されたりしてインターネットが途上国を含めグローバルで急速に盛り上がってきた時期でした。途上国に出張に行くと、ネットカフェが現地の方で大盛況だったんです。お金のありなしに関わらず、世界中の人がインターネットに魅了されている。それを見て、自分はこれまで重厚長大なインフラで人々の課題解決を目指してきたけれど、今後はネットを通じてそれをしてみたいと思うようになりました。それが43歳の時で、まったくの畑違いではありましたが、非ゲーム分野の新規事業を立ち上げようとしていたグリーに転職することを決意しました。グリーに在籍した3年ほどのうちに、EC系とメディア系の2つの新規事業の立ち上げを経験しました。その後ヤフーからお声をかけていただき、決済金融部門で新規事業の推進担当を手掛けまして、2017年からメルペイにジョインし、現在に至るという経歴です。
銀行、国際機関、官僚、IT企業と、辻木さんのご経歴は非常にユニークですが、その先になぜメルペイだったのでしょうか。
辻木
金融関連で20年、ネット関連で5年働く中で、官民含めて本当に様々な立場で物事を見る機会をいただけたと思います。この経験を生かし、テクノロジーを使ってまったく新しい金融を作ってみたいと思ったことが、メルペイに入社した一番の動機です。メルペイにはプロダクト側にもコーポレート側にも、非常に経験豊富な実力者が集まっているので、ここであれば既存の金融が抱える課題を解決できる、新たな金融が作れると思っています。例えば「貯蓄から投資へ」ということはもう20年も言われ続けていますが、なかなかブレークスルー出来ていないですよね。私はメルペイを母体とした新しい金融の形の中で、こういった課題に対しても何か出来ることはあるんじゃないかと考えていますし、実際にチャレンジしていきたいと思っています。

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企業プロフィール

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フリマアプリ「メルカリ」の開発・運用を行う株式会社メルカリの100%子会社で、金融領域の新サービス提供を目指すFintechベンチャー。その名が示す通り、まずはモバイル決済機能の提供を予定しているが、決済だけに留まらず、メルペイひとつで金融に関するあらゆるサービスが簡単に完結する世界を実現しようとしている。

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