Tryfunds
(写真右)久保 伊求馬 執行役員
(写真左)南 陽介 ヴァイスプレジデント
PROFILE
(久保)早稲田大学法学部を卒業後、新卒でアーサー・アンダーセン(現PwCコンサルティング)に入社。財務戦略部門にて事業ポートフォリオの再構築、企業再生支援などのプロジェクトを手掛ける。その後、同部門がスピンアウトして設立された独立系コンサルティングファーム、EYアドバイザリー・アンド・コンサルティングを経て2019年よりTryfundsに参画。
(南)大学卒業後、新卒で凸版印刷に入社。経理部門に配属され、部門別の事業計画や工場の業務改善プロジェクトなどを手掛ける。その後、久保様も在籍されていた独立系コンサルティングファームに転職し、約13年間にわたり数多くの事業再生、業務改善プロジェクトに携わる。2021年よりTryfundsに参画。
単なるコストカットに留まらない再生支援に引き合いが殺到
現在の再生チームについて教えてください。
久保
実は、再生チームという組織が明確にあるわけではなく、あくまでTryfundsが扱う中心テーマのひとつと捉えていただければと思います。フロントメンバーは全部で10人ほどいるのですが、これまでのクライアントから再生に関するニーズが強かったものですから、その分野に長けた人材を揃え始めた段階です。これまでも、例えば一見アーリーステージのベンチャー支援や上場会社のバリューアップ支援に見えて、内情としては再生案件と言えるようなプロジェクトが多数ありました。ただ、事業自体の再生は扱っているものの金融調整の要素は薄かったです。しかし、今後はCOVID-19の影響が顕在化してくることを考え、Tryfundsメンバーが前職までで対応していたような金融調整にも対応していく体制を拡充していこうと考えました。今はそのための人材を集めようとしている段階です。実際足元では、地域金融機関の方々から融資先の再生を手伝ってほしい、事業計画を策定し金融調整したものの計画の進捗が芳しくなくテコ入れをしてほしい、という引き合いが非常に多くなっているのですが、すべてに対応出来ていないという現状があり、人材を積極的に募集しています。
金融機関が再生のアドバイザーとしてTryfundsを選ぶポイントはどこにあると思いますか。
南
金融機関からすると再生フェーズは待ったなし、2度目はないというシビアな状況なので、いわゆる蓋然性が高い計画が望ましいと考える傾向が強くなります。そうなると提案される再生計画も必然的に、コストカットや収益性改善といったコントローラブルな要素が強い、ある意味予定調和的なものにとどまってしまうケースがほとんどになります。それはそれで絶対に必要なものなのですが、一方、Tryfundsは自分たちでビジネスをやっていることもあってか、コストカット・収益性向上に加え売上を上げることに拘るメンバーが多くいます。そのため、金融機関や支援対象となる会社の社長様とディスカッションしていても様々なアイデアや手段案が出てくるので、その場が非常に盛り上がるんですね。複数の他のファームに相談してもしっくりこなかったけれど、初期ディスカッションがこんなに面白かったのは初めてだ、社長があんなに喋ったのは見たことない、と金融機関の方や面談した企業の方に言われたことも何回もあります。Tryfundsにはグループの中にクリエイティブチームがあるのですが、ここのメンバーが単にパッケージのデザインを作るとかではなく、既存の製品や技術に対して、視点を変えればこんなマーケット価値があるのでは、というのを見出すことを非常に得意にしているので、その部分でも大きな評価をいただいています。
久保
弊社には事業会社出身、投資銀行出身、コンサルティングファーム出身、その他大学で半導体の研究をしていた先生など、本当に様々なバックグラウンドをもった人が集まっているので、先方が考えもしなかった視点で考えることができ、アイデアが出せるのだと思います。その上で、通常の収益性向上やコスト削減などを中心とした再生プロジェクトに関して豊富な経験がありますから、その部分もしっかり押さえた上でプランを提供出来るのは他社にない強みだと思います。