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第1回:GXという次の成長市場で情熱を燃やす

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丹野 裕介 代表取締役社長
PROFILE

早稲田大学スポーツ科学部卒業。大学在学中に、スポーツ選手の肖像権管理・セカンドキャリア支援を行うマネジメント会社を立ち上げる。2011年に新卒でリクルートに入社し、HR事業に従事した後、2012年に独立して株式会社Tryfundsを設立。事業開発、海外進出支援、事業投資、事業再生などを手がける。その後も上場、非上場の複数企業の経営に携わる中で日本企業の効率的なGX化の重要性を感じ、2021年にSustechを設立。

目次
  1. -日本のために10兆円100兆円の会社を作りたい
  2. -展開する各事業へのニーズはすでに顕在化している
  3. -ラストマンシップを持てば人は成長する
ラストマンシップを持てば人は成長する
今後、どんな方に入社いただきたいとお考えですか。
丹野
アドバイザリー気質ではなく、自分が最後は責任を持つというラストマンシップをお持ちであることは必須だと考えています。我々はインフラ関連事業を手掛けているので、少し業績が悪くなったからといってすぐにやめますということは出来ません。ですので、自分がそのプロジェクトに責任をもっているというマインドセットは重要で、それがあれば多少専門性が不足していても採用していきたいと考えています。言われれば何でもやりますとか、ほかの誰かがこうするべきという姿勢ではなく、逃げずに自分が最後までバッターボックスに立ち続けられるかどうか。35歳にしては事業の成功も失敗も人並み以上に経験してきたと自負している自分が、一番大事だと思っている基準がこれです。
それを見極めるために面接で気を付けているポイントはありますか。
丹野
まずは、中長期で自分が成したいことを明確に表現できるかどうかを見ています。いつかこういう世界を実現したい、こういうキャリアを歩みたい、そのためにはいつまでにこうなっていたいというようにBeingを語れる人かどうかです。逆に、これまでの経験からこの専門性があるのでこの仕事でそれを発揮できますというのは、プレイヤーとしてはフィットするのかもしれないですけど、当社で働いていてもあまり楽しくはないだろうと思っています。
あとは自学自習のベースは持っていていただきたいと思います。スキル、興味範囲に穴がない方、例えば事業再生に携わっていた方というのは、毎回業種が変わっていく中で事業計画もファイナンスも工程管理もやって、それがダメだったら会社が潰れるというギリギリの環境に身を置いているわけで、人材として非常に魅力的に思えます。
直近ではどんな方が入社されていますか。
Sustech丹野氏インタビューカット3
丹野
直近では、ゴールドマン・サックスの再エネ部門のVPや、マッキンゼー出身のメンバーが入社をしてくれています。また、CARBONIX事業の責任者は外資系メーカーで某プロダクトの日本代表を務めていた方ですし、上場企業の再生をM&A統括責任者として牽引した人材もジョインして事業戦略を管掌しています。
これだけを見ると、いわゆるピカピカの人ばかり採用しているようですが、実際にはGXという潮流に関心の高い人が、次の成長市場で情熱を燃やすべきと考え、当社を探して自然と集まってきたというのが近いです。実は共同代表の飯田は、学歴としては高卒なんです。大学を中退してプロゴルファーになったという変わった経歴ですが、勉強するスピードはものすごく早いです。そのように、ラストマンシップを持てば人は成長するというのを体現しているパートナーと組んでいますので、学歴や現職の会社の知名度などには本当にこだわっていません。
最後にメッセージをお願いします。
丹野
少数精鋭の会社なので、若いうちからCxO直下で働けるというのは当社の特徴です。また、ビジネススキルは他のプロフェッショナルファームでも上げられると思いますが、サロン的な効果、つまり会える人の数とレイヤーの高さについては圧倒的なものがあると思っています。20年のスパンで数十億円規模の電力売買の話をするわけで、カウンターパートは必ず社長レベルになりますし、PEファンドのトップでもなかなか会えないような方とのアポイントが毎日のように入ってきます。これから生成AIのレベルが上がっていけば人間のスキルはどんどん陳腐化していくでしょう、そうであれば重要になっていくのはその人の持つネットワークでありパートナーシップであるはずです。その点で当社は他にないメリットを提供出来ると考えていますし、若い人にどんどんそのネットワークを活用してもらって、将来の20代社長をもっともっと生み出していければと思っています。
本日はお忙しいところ、ありがとうございました。

※インタビュー内容、所属、タイトル等はすべて取材当時のものであり、現在と異なっている場合がございます。

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企業プロフィール

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2021年創業のGX(Green Transformation)ベンチャー。世界的な課題であるカーボン・ニュートラルの実現に向けて、企業のGX化にかかる負担をテクノロジーの活用で軽減し、効率的にGXに取り組める仕組みを実現する事業開発に取り組んでいる。すでに東京ガス、四国電力、JERAなど大手企業各社と提携しており、プロジェクトが複数進行している。

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