フロンティア・マネジメント

第3回:資本市場と企業経営の変化に対し、課題解決によって企業価値向上を支援

フロンティア・マネジメント
今堀 元晧 シニア・ディレクター
PROFILE

2010年に立命館大学経営学部を卒業後、新卒で国内独立系コンサルティングファームに入社。ターンアラウンド、財務/事業デューデリジェンス、中長期成長戦略策定、M&Aアドバイザリーなど、企業変革に関する様々なプロジェクトを手掛ける。2021年にフロンティア・マネジメントに参画後、現在は企業価値戦略部のシニア・ディレクターとして、新規事業戦略立案やサステナビリティ経営の戦略構想から実行及び開示支援まで、上場企業を中心に企業価値向上に資する幅広いコンサルティングサービスを提供している。

目次
  1. -大企業のCEOアジェンダを近距離からサポート
  2. -従来型戦略コンサルから、企業価値向上に関わる幅広い領域に対応
  3. -組織にぶら下がることは出来ない。自分がエンジンに
大企業のCEOアジェンダを近距離からサポート
「フロンティア・マネジメント(FMI)」インタビュー特集、今回ご登場いただくのは10年以上にわたるコンサルタント業務を経て次のフィールドにFMIを選ばれた、企業価値戦略部シニア・ディレクターの今堀様です。ご自身の入社の決め手になった選考時のエピソードや、求める人物像などについてお話しいただきました。
これまでのご経歴をお聞かせください。
今堀
立命館大学経営学部を卒業して、新卒で独立系のコンサルティングファームに入社しました。父が会社を経営していたこともあり、自分でも早くから経営に携わりたいと思っていたので、最短で経営を学べる環境として一貫してコンサルティング業界を志望していました。入社後は中堅・中小企業の再生支援プロジェクトに多く関与しまして、財務/事業デューデリジェンスで企業の窮境要因を洗い出し、リスケジュールや債権放棄など、金融支援を伴う外科的手術を施して抜本改善するというような、修羅場のプロジェクトを数多く経験しました。またスポンサー型の再建プランも多かったことから、その過程でスポンサー探索から、ディールのエグゼキューション、クロージングまで、M&Aのフィナンシャルアドバイザーとしての経験も積みました。その後は大企業向けの成長戦略立案やスタートアップのIPO支援などを経験し、2021年にFMIに参画しています。
FMIへの転職を決めた背景について教えてください。
フロンティア・マネジメント今堀氏インタビューカット1
今堀
前職で、大企業向けのコンサルティングが中小企業向けのそれとはまったく異なる、ということを実感したのがきっかけでした。中小企業向けのコンサルティングでは経営者との距離感が非常に近く、改革のスピードも早いので非常にやりがいがありました。一方で、社内構造がシンプルなだけに会社のあり方が経営者の枠を超えられないというか、経営者が変わらないと組織も変わらない、ということも痛感していました。対して大企業は、社長の一存でどうにかなるような規模ではないので、各組織にいるキーパーソンを把握し、大企業ならではの組織力学なども理解しながら戦略を全体に落とし込まなければならないという、また違ったコンサルティングの醍醐味があると肌で感じました。そこで、自身の「経営参謀になりたい」というキャリアビジョンも見据えて、今後は大企業向けコンサルティングを軸にしていきたいと思い、転職を決意しました。
その中でなぜFMIなのかということですが、大きく2点ありました。1点目は、私としては大企業向けコンサルティングがやりたい一方で、経営者との密な距離感も出来れば維持したいと考えており、これを両立できるファームを探していたところでFMIに出会いました。FMIのコーポレート戦略部門では、大企業のCEOアジェンダに対して経営者と近しい距離感でしっかりと戦略コンサルティングをしています。そこに惹かれました。2点目の理由は、お会いしたコンサルタントが皆、魅力的だったことです。実は転職活動中に10社以上のファームを受け、オファーも複数いただいたのですが、選考プロセスの過程でお会いしたコンサルタントに一番魅力を感じたのがFMIでした。どこの会社に入るかももちろん大事ですが、誰と仕事をするかというのがそれにも増して重要だということを理解していたので「こんな人たちと一緒に働きたい」と思えたのも決め手になりました。
具体的にはどういうところが魅力的だったのでしょうか。
今堀
一例としては、面接を担当してくれたコンサルタントの、視野の広さと視座の高さに驚きました。恐らく普段から経営者と対峙しているからこそ見えている視点、そういった部分が面接内の会話からも感じられました。また、ある企業名を挙げて分析するという、いわゆるケース面接もあったのですが、私の答えに対して即座に「自分はこの会社の課題はこういうことだと思う」と答えられていて、その洞察力の深さにも感銘を受けましたし、己との力の差を感じました。

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企業プロフィール

フロンティア・マネジメント

産業再生機構出身の大西正一郎氏、松岡真宏氏が中心となり2007年に設立された独立系プロフェッショナルファーム。弁護士、会計士、バンカー、経営コンサルなど多様な分野の専門家がチームを組んでクライアントの企業価値向上を追及する独自のスタイルで、創業以来成長を続ける。現在、上海とシンガポール、ニューヨーク、パリに拠点を持ち、2023年8月にはフランスのM&Aアドバイザリーファーム“Athema”にも出資を実施。今後は国内だけではなく、グローバル展開も図っていく方針。

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