フロンティア・マネジメント　インタビュー特集第3回：資本市場と企業経営の変化に対し、課題解決によって企業価値向上を支援

フロンティア・マネジメント

今堀元晧　シニア・ディレクター

PROFILE

2010年に立命館大学経営学部を卒業後、新卒で国内独立系コンサルティングファームに入社。ターンアラウンド、財務／事業デューデリジェンス、中長期成長戦略策定、M&Aアドバイザリーなど、企業変革に関する様々なプロジェクトを手掛ける。2021年にフロンティア・マネジメントに参画後、現在は企業価値戦略部のシニア・ディレクターとして、新規事業戦略立案やサステナビリティ経営の戦略構想から実行及び開示支援まで、上場企業を中心に企業価値向上に資する幅広いコンサルティングサービスを提供している。

-大企業のCEOアジェンダを近距離からサポート
-従来型戦略コンサルから、企業価値向上に関わる幅広い領域に対応
-組織にぶら下がることは出来ない。自分がエンジンに

従来型戦略コンサルから、企業価値向上に関わる幅広い領域に対応

入社して感じたFMIの良さについて教えてください。

今堀

ひとつは個々のメンバーの成長意欲の高さ、野心の大きさです。若いメンバーもしっかり勉強していますし、早く成長したいという思いで切磋琢磨している仲間がいるところは素晴らしいと感じます。もう一つは、自分の考えを発信することを社員に求める組織風土です。私も週に1回、部員向けに気付いたことをシェアしているほか、経済誌系のオンラインメディアに寄稿させてもらったりもします。弊社代表の方針かもしれませんが、とにかく発信することを求められるので、自分自身の考えを言語化する力が勝手にトレーニングされる環境で新鮮でした。

所属されている企業価値戦略部では、具体的にはどんなプロジェクトを手掛けているのでしょうか。

今堀

企業価値戦略部は、「資本市場と企業経営の変化に対し、課題解決によって『日本株式会社』の企業価値と未来を創造する」ことを目指すメンバーが集まっています。企業価値向上は経営者の至上命題であるため、必然的にCEOアジェンダが多いのが特徴です。
私がこれまで支援してきた実例をいくつか挙げますと、エネルギー企業の新規投資先のビジネスDDならびに出資後のシナジー戦略立案、専門商社の海外成長戦略立案と中期経営計画策定など、従来型のコンサルティングに加えて、大手電子部品メーカーに対して気候変動が自社の経営にどのような影響を与えるかというシナリオ分析、エンジニアリング企業の脱炭素戦略立案ならびにサステナビリティ開示支援等、サステナビリティ経営に関するコンサルティングにも携わってきました。サステナビリティは、有報開示義務化などもあり、重要な経営アジェンダの一つになっています。
またグローバル案件も増えてきていまして、欧州マーケットを開拓したいというクライアントに対する欧州市場参入の戦略立案プロジェクトを足元で進めています。全社的にも今年8月に欧州のM&Aアドバイザリーファームと資本業務提携をしており、グローバル案件を推進しようという状況です。また、部内ではキャピタルアロケーション策定やアクティビストに対するエンゲージメント支援等、東証や投資家の要請に対するコンサルティング案件もあり、企業価値向上に資する様々な支援を行っています。

対応する領域が非常に幅広いチームですね。

今堀

そうですね。マーケット視点はぶれることなく保ちつつ、資本市場に対してどのようなアプローチが出来るのか、それを企業価値向上にどうつなげるのかということに対し、非常に広範なアプローチから対応しています。それとFMIの特徴のひとつとして自社にアナリストを抱えているということがありまして、代表の松岡（真宏、代表取締役）も元アナリストですし、企業価値戦略部の部長の一人も元アナリストです。そういった背景から、株主をはじめとしたマルチステークホルダーからどう見えるかという部分をしっかり取り入れつつコンサルティングが出来るというのは、弊社ならではの強みだと感じています。

組織にぶら下がることは出来ない。自分がエンジンに

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