A1A
代表取締役 松原 脩平
PROFILE
2013年慶應義塾大学法学部政治学科を卒業後、キーエンスに入社。静岡・浜松エリアにて自動車業界向け営業に従事する。2016年にコロプラネクストに転職、ベンチャーキャピタリストとしてシード~アーリー期のスタートアップを対象とした投資業務を手掛ける。2018年にA1Aを創業し、現職。
目次
- -キーエンス営業時代に感じた違和感が起業のきっかけに
- -B2Bの取引をワンランク上に引き上げたい
- -小さくまとまらず大きな世界を一緒に見て欲しい
小さくまとまらず大きな世界を一緒に見て欲しい
このサービスが最終的に目指すのはどういった姿なのか、展望をお聞かせいただけますでしょうか。
松原
我々はB2B取引のプラットフォームになっていきたいと考えています。そのために必要なことが3つあります。一定以上の利用社数、毎日利用できるインフラであること、最後が適切なデータの保有です。前の2つは我々のファーストプロダクトで充足できると思っていますが、データに関してはまだ価格データしか抑えられていません。自分が買い物をする時のことを考えれば分かりますが、物を買う時には価格だけでは決めないですよね。品質、評判、過去の実績など様々な判断軸が関わってくると思うのですが、そうした要素についてはまだシステムに実装出来ていません。これをしっかり管理出来るようなシステムが出来ればさらに適切な調達が出来るようになると思いますし、同時にこれまでは商社を通さなければ接触できなかったようなサプライヤーとバイヤーをマッチングさせることも可能になるので、その実現に向けて開発を進めていきます。
また、もう一つのテーマとしてファクタリングがあります。ある会社が我々のシステムを使って見積もりを出し、受注が決まったとします。ではその取引が実際に始まるのはいつかというと、3カ月後とか半年後ということが普通にあるわけです。その間にサプライヤーは設備を整えたり、場合によっては工場を作ったりという準備をするのですが、ではそのための資金は誰が出すのか。銀行が出してくれるとしても、注文書が交わされたらということも多く、その場合も受注決定から時間がかかってしまいます。そこで我々が持っている与信情報を使って、自ら資金提供するか、あるいは金融機関につなぐかは分かりませんが、そのようなビジネスを展開することで、特に中小の製造業の資金繰りに貢献することが出来るのではないかという構想も持っています。
また、もう一つのテーマとしてファクタリングがあります。ある会社が我々のシステムを使って見積もりを出し、受注が決まったとします。ではその取引が実際に始まるのはいつかというと、3カ月後とか半年後ということが普通にあるわけです。その間にサプライヤーは設備を整えたり、場合によっては工場を作ったりという準備をするのですが、ではそのための資金は誰が出すのか。銀行が出してくれるとしても、注文書が交わされたらということも多く、その場合も受注決定から時間がかかってしまいます。そこで我々が持っている与信情報を使って、自ら資金提供するか、あるいは金融機関につなぐかは分かりませんが、そのようなビジネスを展開することで、特に中小の製造業の資金繰りに貢献することが出来るのではないかという構想も持っています。
確かに御社のサービスは、ファクタリングビジネスとも親和性がありそうですね。
松原
注文書が出る前のビジネス情報を握ることで、それ以外にも様々な展開の可能性が生まれると思います。自社製品を作ってもいいですし、商社機能を持つことも出来る。それをいろいろ考えて実現させていくというのは、今のA1Aで働く一番の面白みではないかと思います。
その面白みに賭けてみたい、という候補者の方はたくさんいるような気がします。具体的にはどんな人材へのニーズがありますでしょうか。
松原
現時点では、数字にコミットいただける営業部長的なポジションで人を採りたいと思っています。ノリと勢いで営業してきた人ではなく、きちんと顧客のビジネスを理解してコンサルティングが出来る、自社プロダクトが顧客の業務にどう役立つのかを提案できる方がいいですね。あとは、私も含めて社内には若いメンバーが多いので、番頭さんとして戦略を練ったり、必要であればブレーキをかけてくれるようなビジネス経験豊富な方にもジョインしていただきたいと思っています。
金融出身でもコンサルタント出身でも、非常に活躍の場が広がるようなイメージが持てますね。
松原
小さくまとまらず、大きな世界を一緒に見てくれる人がいいなと思っています。今の日本の製造業で海外と取引をしていない会社はありませんので、我々のサービスもグローバルに出ていくチャンスは十分にあります。時代背景としてSaaSが盛り上がっているということもありますし、今後の成長余地は非常に大きいと思います。何よりも、営業先でプロダクトを紹介すると、どこの会社でも非常に喜んでいただけるんです。製造業が抱える課題が確実に存在して、それを解決するプロダクトを提供して喜んでいただける。こういう事業が出来るというのはすごく幸せなことだと思っていますし、働く上で一番楽しい状況ではないかと考えています。ぜひ今の段階からジョインしていただいて、ゆくゆくはB2BのSaaSの第一人者となりうるような方とお仕事したいと思います。
本日はお忙しい中ありがとうございました。
※インタビュー内容、所属、タイトル等はすべて取材当時のものであり、現在と異なっている場合がございます。
※インタビュー内容、所属、タイトル等はすべて取材当時のものであり、現在と異なっている場合がございます。
この企業で現在募集中のポジション情報
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企業プロフィール
A1A
製造業の購買・調達部門向けSaaS「RFQクラウド」を開発提供するスタートアップ。「見積査定」プロセスをクラウド化し、購買担当者の見積もり査定工数を劇的に削減。また調達価格を透明化することで、製造業企業の利益拡大を支援する。これまでBEENEXTが運営するBEENEXT2 Pte. Ltd.、PKSHA Technology Capitalなどが出資しており、近日中にも大型調達を予定している。
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