新潟大学大学院を修了後、2009年にアクセンチュアに入社。ITコンサルタントとして経験を積んだ後に戦略コンサルティング部門に移り、中期経営計画の策定、新規事業のフィージビリティスタディ、人材配置戦略の立案や経営管理体制の高度化等、数多くのプロジェクトを手がける。2014年に投資ファンドのACAに転職。2019年、日本グロース・キャピタルの立ち上げに参画。現在は総額140億円の4号ファンドの投資委員として、ファンド全体の意思決定・マネジメントをするとともに、多くの投資案件をリードしている。
- -10年以上一貫して中小企業投資を続けるユニークなファンド
- -事業承継案件には様々な人間ドラマが
- -投資先企業のエグジット後のさらなる成長に大きな喜び
ある会社ではオーナー社長から、我々に株を譲渡すると同時に引退する、後継者については社内にこの人と決めた人材がいるというお話がありました。それならということで投資を実行したのですが、数カ月後にその社長候補の方から連絡があり、自分は現場で事業を進めるのが好きで経営には向いていないので社長は辞退させてほしいと言われ、慌てて代わりの人材を手配して体制を整えたということがありました。
逆に、後継社長が非常に優秀で、うまく経営承継できたケースでもドラマが起こります。
ある会社では社内で引き継いだ後継者の方がしっかり定着し、新しい取り組み・施策を開始するなどして、社長交代後もこれまで以上に業績を成長させていました。従業員の方からの評判も上々で、前オーナーも安心してご勇退いただけるかな、うまく経営承継できた、と我々もほっと胸を撫で下ろしていると、前オーナーから連絡があり、食事に行くことに。後継社長のご活躍に安心されていると思いきや、そこで出た言葉は「自分がこれまで大事にしていた経営哲学/手法と違う」と、どこかさみしげなご様子。なかなか会社離れ出来ないご様子で「やっぱり自分が再び代表に戻れないか?」とご相談いただくこともありました。
やはり人生をかけて我が子のように大切にしてきた会社の継承というのは、非常に気を遣う部分がありますね。
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企業プロフィール
日本グロース・キャピタル
国内中小企業との資本提携・M&Aに特化し、事業承継と持続的な発展をハンズオンでサポートするユニークなPEファンド。もともとは日系バイアウトファンドACA株式会社のスモールキャップチームだったが、2018年に独立。以来、圧倒的な投資実行件数と蓄積したノウハウで、中小企業向け投資の領域では他の追随を許さない存在となっている。現在は2019年にクローズした4号ファンド(140億円)を運用中。
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