フロンティア・マネジメント

第4回:「経営は究極の自責である」の心構えで企業を支援

フロンティア・マネジメント
上山 聡子 マネージング・ディレクター
PROFILE

東京大学経済学部を卒業後、日本銀行に入行して景気調査や経済分析、国際会議対応などに従事。その後、マッキンゼー・アンド・カンパニーに転職し、幅広い業界のクライアントに対する経営支援を手掛ける。マッキンゼーを退職してデリカテッセン新ブランドの共同創業および経営を経験した後、2021年よりフロンティア・マネジメントに参画。

目次
  1. -「ボディオン」アプローチでクライアントの経営に深く携わる
  2. -幅広い案件に二人三脚のオーダーメイドで対応
  3. -一人ひとりが当事者としてのマインドセットを持つ
「ボディオン」アプローチでクライアントの経営に深く携わる
「フロンティア・マネジメント(FMI)」インタビュー特集、今回は経営執行支援部門マネージング・ディレクターの上山様にご登場いただきます。日銀、マッキンゼー、飲食業での創業を経てFMIにジョインされた上山様に、入社までの経緯や部門の特徴などについて幅広くお話しいただきました。
これまでのご経歴を教えてください。
上山
新卒で日銀に入り、景気調査や経済関連の国際会議対応などに従事しました。その後、マッキンゼーに転職し、幅広いクライアントの経営課題解決のお手伝いをさせていただきました。そのうちに、経営の意思決定や施策の実行にも自分自身がより深く関与してみたいと考えるようになりました。そうした中でご縁があって、あるシェフの方とデリカテッセンを共同創業し、5年ほど経営実務に携わりました。そして、次のステップにチャレンジしたいとの思いから、2021年にFMIの経営執行支援部門に参画しました。
次のステップには様々な選択肢が考えられたと思いますが、FMIを選ばれた背景は。
上山
当時、色々な方とお話しさせていただいたのですが、中でもFMIの経営執行支援部門に惹かれたポイントが3つありました。ひとつは、お客様の会社のCxOや経営企画室長といった経営に直結するポジションを我々自身が担い、相応の責任を負いながら改革をご一緒させていただくというご支援をメニューとして持っているという点です。これを社内では、ハンズオンを通り越して「ボディオン」と呼んだりもしますが、この点が何よりユニークで魅力的だと思いました。2点目は、お会いした皆さんがどなたも前向きでのびのびとしていらして、新しいチャレンジを応援する気風のあるチームだと感じたことです。3点目は、経営執行支援部門が置かれているステージが面白いと感じたことです。私たちのチームは50名に満たない小所帯なのですが、スタートアップ的な雰囲気があり、まだ凝り固まっていない柔軟な組織だと感じています。これからより良いチームにしていくために私自身も組織作りに携われるというところにも、やりがいと魅力を感じました。
ご自身はプロジェクトにどういった形で関わってらっしゃるのでしょうか。
上山
私自身がクライアントに案件の提案をさせていただいてそのままご支援を担当するというパターンもあれば、経営執行支援部門というチームにご相談・ご依頼があって全体のバランスの中で私がご支援を担当させていただくというパターンもあります。
案件のより具体的な内容としては、ひとつの典型的なかたちとして、ファンド投資先企業などのターンアラウンドやバリューアップなどのプロジェクトがあり、これは私共のチームの得意パターンと申し上げてもよいと思います。ファンド投資先に限らず、事業会社から直接ご依頼をいただいてご支援する場合も増えていますが、要は、企業の収益性改善に向けた全社戦略策定とその実行を推進していくようなプロジェクトです。加えて、私自身はサステナビリティ関連の全社戦略立案や施策推進のプロジェクトに従事するケースも増えています。サステナビリティの分野は、個人的に以前から非常に興味があったものの、案件化が難しかったテーマでもあるため、世の中の変化を強く感じています。
私はシニア・ディレクターとして入社しましたので、当初はプロジェクトマネージャーとしてメンバーと一緒に手を動かしてデリバリーを手掛けていました。現在はマネージング・ディレクターという立場から、案件のデリバリーにおいてクライアントのご要望に沿った進捗になっているかを確認しながらクオリティーのコントロールをしたり、新規案件のご提案をしたりすることに主に時間を使っています。

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企業プロフィール

フロンティア・マネジメント

産業再生機構出身の大西正一郎氏、松岡真宏氏が中心となり2007年に設立された独立系プロフェッショナルファーム。弁護士、会計士、バンカー、経営コンサルなど多様な分野の専門家がチームを組んでクライアントの企業価値向上を追及する独自のスタイルで、創業以来成長を続ける。現在、上海とシンガポール、ニューヨーク、パリに拠点を持ち、2023年8月にはフランスのM&Aアドバイザリーファーム“Athema”にも出資を実施。今後は国内だけではなく、グローバル展開も図っていく方針。

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