PwCアドバイザリー

第5回:第三者的立場を超え、クライアントと同じ気持ちで喜べる

PwCアドバイザリー
若林 栄和 マネージャー
PROFILE

新卒で大手監査法人に入所し、監査業務や内部統制支援などに8年ほど従事。その後、雇用創出にダイレクトに携われる仕事をしたいとの思いからPwCアドバイザリー合同会社(以下、PwCアドバイザリー)に転職し、メガバンクの審査部への出向も挟みながら一貫して事業再生案件を手掛ける。公認会計士。

目次
  1. -雇用環境へダイレクトに貢献できる仕事を目指す
  2. -いわゆる事業再生だけでなく成長戦略にも関与
  3. -クロスボーダー案件にはチームPwCが一丸となって対応
雇用環境へダイレクトに貢献できる仕事を目指す
PwCアドバイザリーの今回のインタビューは、事業再生(BRS)部門のマネージャー若林様にご登場いただきます。監査法人から未経験でのコンサルへの転職というご自身のキャリアや、現在の具体的な業務内容などについてお話しいただきました。
ご経歴をお伺いできますでしょうか。
若林
大学卒業後、新卒で大手監査法人に入所しました。そこで約8年間、監査業務やIFRS導入支援、内部統制構築支援といった、財務会計まわりのアドバイザー業務に従事しました。関連業務は一通り身についたと思えたところで、会計を軸に自身のスキルや経験の幅をさらに広げたいと転職を決意しました。
私が社会人になったのは2008年、リーマンショックにより大きく景気が悪化した時期で、リストラは社会問題化しており、その時に心理的な安定性は仕事のパフォーマンスを出すためにとても重要だと感じさせられました。そうした経験から、自分の中で雇用維持、雇用創出というのを人生のテーマとして掲げるようになり、転職に際してもダイレクトに雇用環境へ貢献できる分野に行きたいと思っていました。転職エージェントの方にもそうした話をしていたところ、事業再生の仕事を薦められ、この業務で実績があり案件数も多いPwCアドバイザリーの紹介があり、縁あって入社しました。入社して約5年、事業再生案件のデリバリーに携わった後、メガバンクの審査部に出向して2年ほど融資審査業務等を経験して、2023年7月に現在の部署に帰任し、現在に至っています。
最近の若い方で監査法人に8年いらしたというのは、比較的じっくり腰を据えてコミットされたタイプではないかと思いますが、どんな思いからでしたか。
若林
私は主に金融機関の監査を担当していましたが、ご存知の通り大手金融機関というのは事業規模が非常に大きいので数年ですべての業務プロセスを見られるわけではなく、ある程度全体が見えたと思えるまで続けました。監査人というのは取締役会議事録から各種規定まであらゆる資料にアクセスできるので、その会社がどう運営されているのかを管理面から知ることができ、それはとても勉強になりました。
監査法人からコンサル未経験でのご入社でしたが、当初戸惑ったことなどはありますか。
若林
やはり苦労した部分はありました。監査業務は準拠すべき監査手続を満たすために様々な作業を行う、つまり何をやるかがあらかじめ明確になっています。一方、コンサルワークはプロジェクトごとに論点が違いますし、何が本質的な課題で何をやるべきかをゼロベースで見つけるところから始まるので、あらかじめ作業内容が決まっている監査法人時代の働き方とは大きなギャップがありました。専門書籍を片っ端から読んだり、過去プロジェクトの報告書などPwCに蓄積されているナレッジを読み込んだりしてキャッチアップに努めました。

この企業で現在募集中のポジション情報

企業プロフィール

PwCアドバイザリー

戦略、財務、M&A・再生の高い専門性をもって、クライアントのビジョン実現のために、環境・社会貢献と事業成長の両立を経営の側面から支援。PwCグローバルネットワークと連携しながら、クライアントが社会における信頼を構築し、持続的な成長を実現できるよう、最適かつ高い業務品質のサービスを提供している。

当サイト内のPwCアドバイザリー 企業情報も、ぜひご覧ください。

関連記事

求人検索

絞り込み検索

業務内容

年収

こだわり条件

キャリアレベル

雇用形態

  • 金融機関/金融プロフェッショナル
    選択中
  • コンサルティングファーム
    選択中
  • スタートアップ/ベンチャー企業
    選択中
  • 事業会社(マネジメント/M&A関連)
    選択中
フリーワードから求人を探す