SYNTHESIS

第1回:「Time to Build.」から始まるAI価値創造の最前線

SYNTHESIS
(写真左から)武藤 惣一郎 Founder & CEO 、ジョン・ラーソン SVP&Chief AI Officer
PROFILE

(武藤)アクセンチュアにて事業戦略策定、営業改革、AI・データ活用等の多数のプロジェクトを主導。証券プラクティスのアジア太平洋・アフリカ・ラテンアメリカ・中東地区統括マネジングディレクターを経て、SYNTHESISを創業。
(ラーソン)マッキンゼーのAIラボ北米リードとしてAIを活用したGrowth Strategy案件を多数手がける。それ以前はアクセンチュアにて大手企業のデータプラットフォーム構築・AI活用等を主導。ロサンゼルスと東京が拠点。

目次
  1. -戦略とAIの融合が切り拓く新しいコンサルティング
  2. -日本発グローバルファーム創出への原動力
  3. -多様な才能が世界中で交差するグローバル組織
  4. -個人の探求心とチームの多様性を糧に大きく飛躍
日本発グローバルファーム創出への原動力
SYNTHESISは起業して間もないながら、AIを活用した最先端の企業変革を数多く手掛けていると伺っています。改めて起業の経緯を詳しく教えてください。
武藤
アクセンチュアでおよそ20年近く、本当に恵まれたキャリアを歩ませてもらいました。お客様にも価値を届けられたと思いますし、自分自身も組織の中で大きく成長できたという感謝しかありません。ただ、40代を迎えるというタイミングで改めて立ち止まり、マーケット全体を見渡しました。ここ10年で外資系ファームは大きく成長している一方で、日本発のファームはそれほど伸びていない。日本には優れた人材がたくさんいるのに、多くが外資系に流れてしまっている状況に危機感がありました。
「この世代で、日本の中で強いコンサルティングファームを立ち上げられないのか」
「次の世代にとって、挑戦できる場を用意できないのか」
そんな思いが、自分の中に強く芽生えました。もちろん、自分がやったところで世界中でインパクトを出せるファームになれるかは分からない。けれど、ゼロから1を作り、その先の10や100へと育てていく挑戦に賭けてみたいと思うようになりました。
もう一つの理由は、AIがコンサルティングの在り方を大きく変えていくと確信があったからです。AIを駆使すれば、これまでのように大規模な体制を敷かなくても、クライアントに価値を効果的に創出できる。このタイミングで新たなコンサルティングの形を追求してみたいと思い、SYNTHESISを創業するに至りました。
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起業当初から「クライアントフォーカス」を掲げていらっしゃいますが、今のSYNTHESISでどのように実現されていますか?
武藤
私が一番重視しているのは、新規のセールスや契約を増やすことではなく、クライアントへの価値提供そのものです。クライアントと約束したことをしっかりやり切ること、さらにお客様の期待を大きく上回る成果を出すことを大事にしています。そうすることで、単なる短期の成果ではなく、クライアントにとって長期的な変革のパートナーになりたい、そんな思いがあります。これはAI時代においても、一貫して大事にしていきたい価値観ですね。
また、関連領域の専門家を中心としたチーム体制を構築し、AIを活用することで従来よりも迅速に価値を提供しています。そして、お客様が自分たちの力で成長していけるように、クライアントの人材育成にもチームとして貢献したいと考えています。
SYNTHESISのコンサルティングスタイルの特徴について教えてください。
ラーソン
小さな組織だからこそ、一つひとつの課題を深く理解して、柔軟に解決策を考えられるのが特徴だと思います。大手ファームでは、世界中で何度も繰り返された「型」のソリューションを当てはめることが多いのですが、私たちはお客様が将来やりたいこと、そのビジョンに合わせて、どうやって今の仕事を変革していくのかをゼロベースで描き直せます。
いきなり「明日からすべて変えましょう」というのは現実的ではありません。だからこそ、今と未来をつなぐプロセスをどう設計するか。その上でAIをどのように組み込み、社内の人や業務の中に浸透させていくのか。テクノロジーありきではなく、クライアントが自ら価値を生み出し続けられる「仕組み」を構築したいと考えています。それを実現するために、世界中の専門家やネットワークと連携しながら大胆に提案できるのも、SYNTHESISならではだと感じています。
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ラーソンさんのような海外のトップタレントが、こうした新興ファームに参画されるのは珍しいと思いますが、その狙いを教えてください。
武藤
正直に言えば、狙っていたというよりは自然な流れでした。ただ、当初からせっかく取り組むのであればグローバルに通用するものを作りたいし、その方が自分たちにとっても挑戦として楽しいという想いがありました。また、本質的にクライアントの価値を引き出し、コンサルティングのあり方そのものを変えていくには、トップクラスの経験を持つ人材が必要になります。それは必ずしも日本に限る必要はなく、同じ志を持つ人は世界中にいます。私自身、APACや海外プロジェクトを通じてネットワークを築いてきたこともあり、自然と現在のリーダーシップチームが形成されていきました。
既に東京だけでなく、シンガポール、香港、マレーシア、そしてニューヨークに拠点を展開しており、それぞれの領域のビジネスをリードしていく人材も揃ってきました。「日本から世界へ」という発想ではなく、最初からグローバルを前提に設計されたファームであり、その始まりがたまたま東京だった、という形ですね。
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企業プロフィール

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AI時代の新たなグローバルコンサルティングファームを立ち上げるべく、大手外資系ファームのトップコンサルタントたちが集結。AIを駆使したConsulting Reinventionを掲げ、従来数カ月を要していた戦略プロジェクトを数週間で実施し、AIソリューション開発まで一気に推進することでクライアントへの効果創出に繋げている。設立2年で東京以外に海外4拠点を構え、国内外の大手企業のAIトランスフォーメーションを強力に支援している。また、グローバルスケールでAIおよびコンサルティングのトップ人材を登用し、AI時代の新興コンサルティングファームとして国内外の注目を集めている。

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