大学卒業後、ゼネコンを経て、監査法人にて会計監査業務に従事したのち、2007年からは投資会社、2009年に企業再生支援機構(現 地域経済活性化支援機構)に参画し、企業投資、企業再生実務の経験を積む。アスパラントグループ参画後は、投資担当として複数の案件に関与した後、現在は管理部門のヘッドとしてファンド管理、IR、運用会社のインフラ整備を中心としたミドルバック領域を統括している。公認会計士
- -ファンドの理念に感銘を受け、条件も聞かずに入社を決意
- -投資実務ではフロントメンバーと協働する場面も
- -投資家の信頼をいかに獲得するかに尽きる
その流れで自分にしっかりとした強みを持ちたいと考え、一念発起して監査法人に転職し30代で公認会計士の資格を取得しました。ここでの監査の仕事を通じて会計やファイナンスといった今につながる数字周りの基礎スキルを身につけていったわけですが、徐々に過去の数字をチェックするよりも自分で未来を変えていけるような仕事をしたいと思うようになっていきました。2000年代前半の当時は企業再生という言葉がはじめて世の中に出てきた頃で、「そんな仕事があるんだ」とずっと頭の中に残っており、そういう仕事に携わりたいと思うようになりました。そして、縁あって中村(彰利、アスパラントグループ代表取締役社長)が役員を務める企業再生支援機構(現 地域経済活性化支援機構)に参画することが出来まして、企業再生という切り口で、投資及び投資先のハンズオン支援に携わるようになりました。
機構は時限立法組織でしたので、もともといずれは民間に戻ってここで得た知識と経験を生かそうというつもりだったのですが、ちょうど自らが携わったプロジェクトがひと段落したタイミングで中村から連絡をもらい、立ち上げ準備中というファンドの話を聞くことになりました。そこでアスパラントグループの基本理念を聞き、利益先行ではなく誠実で地道な積み重ねで大きなことを成し遂げるという考え方に感銘を受け、条件も何も聞かないうちに「参加させてほしい」と希望し(笑)、スタートアップのタイミングで参画させていただきました。
前者をさらに2つに分けると、お預かりした資金を事故が起こらないよう安全確実に管理することと、その資金がどう使われているか、すなわちファンドの投資活動や投資後の事業支援活動がどのように行われているかを、数値として正確に集計して、透明かつタイムリーにお伝えするということになります。投資先やSPC管理も含めたファンドの計数管理とIRの仕事というと分かりやすいかもしれません。これら業務に、昨日より今日、今日より明日と常に進化を意識しながら取り組んでいます。
また、数年毎の周期で、新しいファンドを組成する「ファンドレイズ」という大きな仕事もあります。
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企業プロフィール
アスパラントグループ
2012年に設立された国内独立系PEファンド。自らを「働く株主」と捉え、投資先企業の経営層とパートナーシップを築いたうえで、収益性改善と継続的成長をハンズオンで支援する。1号ファンドは83億円で、6社に投資済み。2号ファンドと2号bファンドはあわせて348億円、既に13社に投資済み。2019年にクローズした3号ファンドの規模は約500億円となっている。
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