PwCコンサルティング　インタビュー特集第4回：企業の存在価値をマーケティング領域から問い直す

PwCコンサルティング

（写真右）髙木健一　ディレクター
（写真左）浅野魁　シニアアソシエイト
（写真中）曽優佳　アソシエイト

PROFILE

（髙木）京都大学理学部を卒業後、事業会社にてマーケティング業務、外資系戦略ファームにてコンサルティング業務などを経験し、現職。業界を問わず企業の経営戦略やマーケティング、ブランディング、新規事業、人・組織などに関するコンサルティングを主導し、特に戦略起点、パーパス起点のマーケティング変革支援を得意とする。香港科技大学（HKUST）経営学修士（MBA）。
（浅野）慶応義塾大学法学部法律学科を卒業後、新卒でPwCコンサルティング合同会社に入社。カスタマー領域(セールス/マーケティング/アフターサービス等)の戦略策定・実行支援を担当するCustomer Transformationチームに所属し、幅広い業界のプロジェクトを経験。特に顧客接点における戦略・構想策定とITを梃子にした業務設計・業務改革の経験を多く有し、複数の現場改革のプロジェクトの成功を支援。
（曽）上智大学総合グローバル学部を卒業後、2019年外資系消費財メーカーに入社。セールスチームに配属され、担当カテゴリーにて営業総合成績1位を獲得するなど、数々の社内表彰を受ける。2021年5月よりPwCコンサルティング合同会社に参画。

★以下の特集ページにて、PwCコンサルティングの中途採用選考フロー／面接のポイント、求められるスキルセット、弊社キャリアコンサルタントからのアドバイスなどを掲載しています。PwCコンサルティングへの転職をお考えの方は、ぜひご参照ください。
PwCコンサルティングへの転職情報

-経営レベルのアジェンダとしてマーケティング領域を支援
-グループ内の機能だけでなく、アカデミア分野とも連携
-データアナリティクスを活用したプロジェクトで大きな成果
-異分子同士の化学反応で予定調和を越えた組織に

異分子同士の化学反応で予定調和を越えた組織に

それでは採用の話に移りたいと思いますが、マーケティングチームとしては今後どんな方にジョインしていただきたいでしょうか。

髙木

上流領域に特化していくという大きな方針がありますので、ロジカルシンキング、抽象化能力、数的処理能力、思考のスピードといった戦略コンサルティングに必要な素養については持っていていただきたいという前提があります。選考プロセスにおいては、ケース面接を行ってその部分を確認させていただきます。実際に中途入社されたメンバーも、他ファームで経営戦略やマーケティング案件を経験している方、あるいは事業会社でマーケティング関連の何らかの実績を出されてきた方が多くなっています。
さらにもうひとつ挙げるとすると、今までの人生の中で何かに心を動かされ、それを突き詰めていったような経験があるといいですね。私であれば、人間とは何かという洞察やそこから生まれる行動変容のメカニズムといった領域に興味があるので、先ほど申し上げたようなカッティングエッジなアプローチに楽しんで取り組んでいます。このような独自の経験やモノの見方ができる方にはぜひ挑戦していただきたいですね。

お二人はコンサルタントとして、こういう領域を追求したいというようなビジョンはありますか。

曽

私はLGBTQの領域に興味を持っていて、そこに対して自分が課題解決していけるようになりたいと思っています。そのため、今はその土台となるような考え方だとか、ビジネスとしてどう回していくのかという部分をコンサルの基礎力として身に付けていきたいというのが目標になっています。

浅野

私の場合は、消費者に近いこのビジネス領域で自分が解決できる課題の種類や規模を少しずつ大きくしていきたいという思いがあります。

最後に髙木さんから、候補者の方に対してメッセージをいただけますでしょうか。

髙木

戦略コンサルの基礎体力部分があることを前提に、マーケティングチームとしては、異分子がたくさん存在し、それらの化学反応で予定調和を越えた新しい価値を発揮していくような組織にしたいと思っています。年齢にも職位に関係なく、こちらがリスペクトできるようなオーラを持った方と働ければ、各個人もチームもより強くなっていけるのではないかと期待しています。

本日はお忙しい中、ありがとうございました。

※インタビュー内容、所属、タイトル等はすべて取材当時のものであり、現在と異なっている場合がございます。

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