アビームコンサルティング　インタビュー特集第1回：「事業×人」領域の課題解決を通じて日本企業を元気にする

アビームコンサルティング

（写真右）久保田勇輝　執行役員、プリンシパル　（写真左）大櫛愛也　シニアコンサルタント

PROFILE

（久保田）大学卒業後、総合系コンサルティングファームに入社し、約7年間人事コンサルティングに従事。その後、事業会社での新規事業開発などを経て古巣のファームに戻り、リーダーとして業績回復、成長に貢献。2022年、人的資本経営の観点からコンサルティングを行うべく、アビームコンサルティングに参画。
（大櫛）大学卒業後、新卒入社した企業で3年ほど従事し、総合系コンサルティングファームに転職、PMO業務などを手掛ける。組織人事コンサルティングに軸足を置きたいとの動機から他のファームに移り、様々な企業の人事改革をサポート。事業会社でのシステム企画業務を経て、2023年にアビームコンサルティングに入社。

-事業×人の問題解決への思いの共感を重視
-過去事例のコピー不可能、常にオーダーメードのコンサルティングを提供
-今もっとも個人の成長につながる、エキサイティングな領域

今もっとも個人の成長につながる、エキサイティングな領域

大櫛さんはご入社から半年たって、アビームにどのような印象を持たれていますか。

大櫛

抽象的ですが、本当に優しい人が多いと思います。他ユニットと協業することも多いですが、これまでのファームでは他の部門に何か情報提供をお願いしても良い顔をされなかった記憶があったのに対し、アビームではそういったストレスをまったく感じずに働けており、一体感を強く感じます。また、本社が日本にあることで、意思決定のスピードが速いです。前職では何か決める際に一度アメリカ本社の意向を確認することも多く、そのストレスをリーダーが抱えながら働いているのを、私たち部下も敏感に察していました。そのステップなしに各部門のリーダーが大きな権限をもって自由に舵取りしているというのは、アビームが日本発のファームだからこそのメリットだと思います。

久保田

加えて、社内に政治的な駆け引きが一切ないので合理的な経営判断が出来るということも、意思決定の速さの理由としてあると思います。

大櫛さんは今後どういうコンサルタントになりたいですか。

大櫛

私はどちらかというとターゲットを決めて目標達成を積み上げていくタイプではなく、目の前のものに興味を持って深掘りする中で新しいチャレンジを見つけるという形でキャリアを築いています。それを踏まえて、たまたま最初のプロジェクトがキャリアに関わるものだったのですが、まずはこのテーマを軸として実績を重ねていきたいと思います。人的資本経営チームでは「私は何の専門家です」ということを周りに宣言するということをやっているのですが、私はキャリアの専門家として価値あるソリューションを今後も進化させていきたいです。

今後ジョインしてほしい人材のペルソナと、組織としてどんな姿を目指していきたいかを教えてください。

久保田

先ほどの話と重複しますが、我々は日本のグローバル企業の企業価値を人の観点からどう上げていくかということを考えているので、まずはそこに共感する方に来てほしいです。また、人事戦略は3カ年計画とかではなく10年後にどうなっているかを考えることが多いので、長いスパンでの事業と人の成長に興味があると楽しく働けると思います。このチームは闇雲に人数を増やしたいとは思っていなくて、ソリューションの品質を担保しながら育成と採用を良いバランスで繰り返して少しずつ大きくしていきたいと考えています。また、個人的には、売上規模の拡大よりは、より多くの会社の事業と人の変革に携わり日本企業全体を元気にしていきたいため、ご一緒するクライアントの社数を増やしたいという想いがあります。

最後に読者へのメッセージがあればお願いします。

久保田

この領域は、今ジョインするのが一番個人の成長に繋がると思っています。人的資本経営に投資しようという国の後押しもありますし、まだ新しいコンセプトなのでスタートアップ的な面白さもあります。成熟したコンサルティングサービスに携わるのは、新人コンサルタントのスタート地点としてはいいのかもしれませんが、エキサイティングなのは間違いなく我々と一緒にやる仕事だと思います。

大櫛

私は人が成長するためには、会社の研修や制度が整っているかどうかではなく、所属するチームの中でどんな役割と責任を担うか、期待を超える貢献が出来るかが重要だと思っています。その意味でこの新しいチームでは誰もOne of themにはならず、ひとりの専門家として各自の役割を担い、その発言は尊重されます。私の職位でも新しいサービス開発にまで携われるというのは他ではなかなか出来ない経験だと思いますし、成長を加速してくれる環境であると感じています。

本日はお忙しいところ、ありがとうございました。