PwCあらた有限責任監査法人

第2回:チームの絶えざる変化が個々のアジリティを磨く

PwCあらた有限責任監査法人
マネージャー 村松 毅
PROFILE

早稲田大学商学部卒業後、中堅監査法人を経て、2007年にあらた監査法人財務報告アドバイザリー部(FRA)に入社。2012年から2014年までPwC中国の上海事務所に出向。主に、銀行や保険会社等の金融機関に対するIFRS・米国会計基準の会計アドバイス、金融規制アドバイス、及び海外進出関連アドバイスを提供。

目次
  1. -上海への出向で身につけた課題への対応力
  2. -会計士資格を持たないメンバーも活躍できる
  3. -各国で蓄積されたノウハウを日本で最大限に生かす
会計士資格を持たないメンバーも活躍できる
それでは現在のFRA全体の業務内容についてお伺いしてもよろしいでしょうか。
村松
あらた監査法人の金融機関向けセクターには「銀行証券業」「保険業」「資産運用業」と大きく3つの部門がありまして、FRAはそのうち「銀行証券業」部門の下に所属している形になっています。提供サービスの主軸となるのは、やはり各種会計基準にもとづく財務報告作成アドバイス業務です。日本の金融機関に対し米国会計基準、あるいは最近では国際会計基準、いわゆるIFRSに則った財務報告書の作成をサポートしたりします。また内部統制に関しては、J-SOX、U-SOXへの対応支援を継続して行っています。銀行業独特のサービスとしては、バーゼル規制やドッド・フランク法に対するアドバイザリー業務もありますね。規制内容の理解、それがビジネスにどう当てはまるのか、実際に導入した後の業務プロセス設計や必要に応じたシステム導入といったところまでサポートしていきます。
FRAでの実際のプロジェクトの進め方についても教えていただけますか。
村松
現在私が入っているプロジェクトは、総勢20名ほどのチームで金融規制アドバイザリー業務を行うというものです。20名のうち7割ほどがFRAのメンバーですが、他の金融業向けチームのメンバーや同じPwCネットワークのコンサルティング会社からのメンバーも参加しています。
20名というのは多いですね。私のイメージでは、マネージャーの下にメンバー数名がついて5名前後のチームが1つのプロジェクトに携わるのかと思っていました。
PwCあらた有限責任監査法人村松毅氏インタビューカット2
村松
もちろんプロジェクトの規模や性質によって人数は変化しますが、このプロジェクトは非常にホットなトピックを扱っておりまして、我々としても力を入れて対応しているというところです。また、今回はほとんど常駐してお客様とともにプロジェクトを進めていまして、そこでお客様のニーズに応えられるような体制にしたという意向が強いと思います。
今回のチームにFRAの方が十数名いらっしゃる中で、有資格者の方はどのくらいですか。
村松
半分以上のメンバーは会計士資格を持っていると思います。ただこのプロジェクトは金融規制対応という、実は数字(会計)があまり出てこないサービスですので、例えばシステムに強かったりプロジェクトマネジメントに長けていたりといったメンバーも多数活躍しています。あとは、もともと金融機関に勤めてらした方ですね。お客様のビジネスや業務フロー、独特の文化についての理解がありますので、お客様とチーム全体とのコミュニケーションを非常にスムーズなものにしてくれていると思います。

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企業プロフィール

PwCあらた有限責任監査法人

グローバルなプロフェッショナルファームであるプライスウォーターハウスクーパースの手法と実務を、日本の市場環境に適した形で提供している監査法人。国際財務報告基準(IFRS)の導入、財務報告に係る内部統制、また株式公開に関する助言等、一般的なイメージにとらわれない幅広い分野でクライアントを支援している。

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