KPMGコンサルティング

第3回:Strategy & Transformation Vol.2 コンサル未経験から戦略コンサルタントの第一線への成長軌跡

KPMGコンサルティング
(写真左から)Y. S氏  ストラテジーアソシエイト、M. O氏  ストラテジーアソシエイト、S. H氏  シニアストラテジーアソシエイト
PROFILE

(S. H氏)2013年に新卒で鉄鋼商社に入社。物流部門で経験を積んだ後、ドバイでの駐在を1年間経験。帰国して鉄鋼製品の営業に約2年従事した後、2019年にKCに入社。
(M. O氏)2016年に大手たばこ製造販売メーカーに新卒入社。工場での生産管理、官公庁への出向を経て、経営企画部門で2年ほど中期経営計画策定などの企画系業務を経験。2022年にKCに入社。
(Y. S氏)2019年に新卒でメガバンクに入行、法人営業に約3年携わる。KCで働いていた知人の紹介で2022年にリファラル採用でKCに入社。

目次
  1. -多様な経験が導いた“戦略”という新たなフィールド
  2. -現場での挑戦がコンサルタントとしての成長を促す
  3. -コラボレーションと専門性の融合が生む力
現場での挑戦がコンサルタントとしての成長を促す
未経験からのコンサルティング業界への転職に心理的なハードルはありませんでしたか?
Y. S
私は正直結構あったのですが、年齢的にまだ第二新卒くらいの時期だったので、ダメでもどうにかなるかなと思って飛び込んだ感覚でした。

M. O
私は社会人7年目に転職したのですが、コンサルティング業界にいる友人に相談したら未経験なら採用意欲の高い今のうちが門戸は広いし、ライフステージ的にも動くのが難しくなる時期が来るから挑戦したいなら今のうちだよ、ということを言われ背中を押されました。

S. H
私もチャレンジするなら今という気持ちと同時に、最初のうちは必死にキャッチアップしなければという覚悟もありました。実際にはSTの上司の計らいで入社直後の1カ月、新卒入社社員が受けるものと同じ内容の研修を受けながら立ち上がりをさせてもらえ、しっかり学べたのは自信になりました。

M. O
私も入社して1カ月は、パフォーマンスマネジャーと呼ばれる教育や評価を担当する先輩コンサルタントのもとで、業界リサーチや提案資料作成のサポートなどを受けました。研修という位置づけではありませんでしたが、より実践に近いところで基礎スキルを学べたのと、マネジャーと1対1で作業していたので分からないことがあったら素直に聞きやすかったのが、精神的な準備とスキルの土台構築として良かったと思います。

Y. S
私は入社からまだ日が浅い段階から1年くらい、パートナーとマンツーマンで複数のプロジェクトを担当したのですが、そこでパートナーに追いつこうと必死にやっていたら、いつの間にか一定のスキルが身についていたという感覚なので、ちょっと特殊なケースかもしれません。

S. H
きれいにまとめると、それぞれがテーラーメード的な教育を受けていた、ということですね(笑)。

Y. S
そうだと思います、KCではシニアクラスのメンバーがきちんと面倒を見てくれる印象がありますね。また、研修も手厚く、特にST独自で行っているワークスタイル研修は非常に役に立ちました。実際のPJワークを模した1週間の個人ワークの中で「思考⇒レビュー」を高頻度で回す研修で、私はその第1期生だったのですが、論点とは、仮説設計とは、という戦略コンサルタントの基礎についてみっちり鍛えられたおかげで、その後のプロジェクトにも心構えが出来た状態で臨むことが出来ました。

S. H
ワークスタイル研修のおかげで、プロジェクトの進め方の手順やメンバー間のコミュニケーションの仕方が明確になったので、ガイドラインとして有用でしたね。
私の知り合いでもコンサルティング業界に転職した人は結構いるのですが、口をそろえて言うのが「日本語が急に分からなくなる」と。いま何が議論されているのかついていけないということで、それが論点思考だと思うのですが、向いている方向が違うだけで議論ってこんなについていけなくなるんだ、ということを身をもって体験しました。それが入社前に覚悟していた苦しさのひとつだったわけですが、ワークスタイル研修などを通じて徐々にクリアしていった感じです。

Y. S
入社後に難しかったことというと、前職ではプロジェクト単位で働くという経験があまりなかったのでプロジェクトワークには戸惑いを感じました。銀行は1年を通じてやることがだいたい決まっていてルーティンワークをきれいに積み重ねていくことが求められるのですが、コンサルタントは3カ月や半年で区切られたプロジェクトワークの中でクライアントに一番いいアウトプットを提出するという働き方になります。毎回テーマも違うので手順も一から作り直しますし、そこに戸惑いはありましたね。

M. O
私の場合はクライアントと対面する仕事をしてこなかったので、コミュニケーションの感覚をつかむのに苦労しました。プロフェッショナル集団としてお金をいただいているので言いにくいことでも言わないといけないのですが、とはいえクライアントに寄り添わなければ必要な情報も引き出せないという、そこのバランスが最初はつかめませんでした。

Y. S
わかります。プロジェクトを遂行していく場面では、クライアントであることが前提でありながら、同時にクライアントと同じ立場のプロジェクトメンバーさながらのコミュニケーションをして課題を解決していく必要があるじゃないですか。でも最初のころは、言うところは言わないといけないっていう感覚がなくて、先輩が時にはクライアントに苦言を呈しているのを聞きながら、自分としては温度感を計りかねる、そんな瞬間はありましたね。

S. H
どこまで踏み込むかという度合いは難しいところですよね。あと事業会社との違いでいうと、事業会社ならではの積み上げ思考から、バックキャスト思考やゴール思考に転換しなければいけないということが言えると思います。期限もリソースも決まっている中で、ゴールを達成するために今やるべきはこれ、という逆算の考え方で物事をコントロールするというのは難しかったです。

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KPMGは、監査、税務、アドバイザリーサービスを提供するプロフェッショナルファームのグローバルネットワーク。世界143の国と地域に約26万5000名の人員を擁し、サービスを提供している。KPMGコンサルティングはKPMGのメンバーファームとして、ビジネストランスフォーメーション(事業変革)、テクノロジートランスフォーメーション、リスク&コンプライアンスの分野で企業を支援する総合コンサルティングファーム。

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